VUCAの時代を生きる子どもたちの未来のために【選択肢を増やしたい】

おはようございます。”おこめさん”です。

今日はぼくがどうして公立の先生をやめてまで、オンライン塾を立ち上げるんだっけ?という結構大事な話をまとめていこうと思います。

新しい風

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この1年、コロナの影響もあって学習塾の時代も一気に加速しました。

通塾という形が一般的だったそれまでと違い、オンライン対応のある塾

というのが一般的になりつつあります。

その中でも注目を集めたのが某有名サービス、○○サプです。
(ほとんど隠れてない)

わざわざぼくが紹介しなくてもいいくらい画期的なサービスですが、簡単に触れさせてください。

・月額2000円で授業見放題(小学校~中学校の内容)
・一回15分、大事なポイントだけに徹底的に絞った授業内容
・わかりやすい授業に定評のある講師陣
・動画内のどこでの離脱率が高いのかを分析し、常に改良を重ねている

もうほとんど抜けがない形が組み上がってます。

これは全国の学習塾もかなり苦戦を強いられてくることは間違いなさそうです。

塾で一斉授業を受けるくらいなら、家で○○サプ見るほうがいいってなりますよね。(これは学校の授業にも言えることですが)

一つ一つの塾のあり方、ブランディングが問われる時代になってきます。

これだけでいいとは思わない

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だけど、ぼくにはまだ子どもたちにとっての教育の選択肢がすべて揃っているとは思えないのです。

それは 

そのサービスを抜きにしたときの 本来のその子の力が育っているのか

という点です。

例えば、○○サプを利用することで、
つまづきも解消され、勉強も理解できるようにはなると思います。

だけど、○○サプを使って勉強をしてきた子がこれを解約したあと、一人で学習していく力はどれくらいついているでしょうか。

これは学習塾にもいえることだと思います。

わかりやすい授業や個別のサポートによって、子どもの理解度が上がり、成績も上がる。そして志望校にも合格できるのかもしれません。

だけど、高校ではまたわかりにくい先生の授業を聞き、理解できなくて苦しむ

そしてまた、予備校に通う

このように、子ども自体はずっとどこかに依存して勉強を進めないといけなくなると思うのです。(ぼくもそれに近かった気がします)

だけど、これらのことは塾や○○サプの構造上仕方がないともいえます。

そのサービスがなくても自分でやっていけるって子を育ててしまっては塾をやめられてしまうので、結果として業績が下がります。

基本的に塾は塾に依存してくれるような形をとっているのです。
(別に成績を上げること自体は悪いことじゃない。)

それ以降にも通用する力 なんてものにはあまり意識が向いていないことが多いです。

そして、もう一つ

塾も○○サプもこのサービスを利用している間は学習しますが、それはあくまでも強制力が働いているから であって、

学校の授業もみんな6時間机に座ってうけていますよね。

あれとほとんど変わらないと思うのです。

塾にいっている間はそりゃ勉強しますよね

〇〇サプにアクセスしている間もそりゃ勉強します。

だけど、それ以外の時間、ましてや普段家で一人で学習するか

というとそれはまた別問題で塾などは感知しない領域になります。
(もちろん宿題なども強制なので、別として)

本来子どもたちにとって必要な学習する力は 

わかりやすい授業を聞いて理解して、問題を解く

という形だけではつききらないと感じるのです。

あくまでも勉強は「勉めることを強いる」だからです。

これからの時代を生きる子どもたち

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でも社会に出た時の学びは強いられるものでないことがほとんどです。

学ぼうとするかはその人自身に任せられるのです。

もちろん、学ばないことのデメリットを理解してそういう選択をすることはいいと思いますが、

大学まで優等生で勉強を重ねていた子が突然、強いられることがなくなり、学習する力がなかった と気づく
(気づくならまだしも気づかない場合もある。いわれていることを一生懸命やっているから大丈夫・・・)

なんてことになると、その子たちにとっていいことではないよなって思うわけです。

実際に 

学習する習慣のある社会人は全体の3割ほど
(7割は学習しない)

平均学習時間は 6分 というデータもあります。

東洋経済のコラム 総務省統計局

これらの多くの人達はいわゆる学習塾に通っていた人もいるでしょうし、いい学校に通い、いい成績を修めて、いい企業に就職した人も含まれているわけです。

これまでの時代はそれでもよかったかもしれません。(変化のスピードが緩やか、逃げ切れた)

しかし、急速に時代が変化し、その変化の予測が難しい時代を生きる今の子どもたちにとって、果たしてわかりやすい授業を届けて、成績を上げるという選択肢だけでいいのでしょうか。(VUCAの時代)

これからを生きる子どもたちのために教育の選択肢をまた一つ増やす

これがぼくがおはこやを立ち上げる目的です。

もちろん、これまでの塾の形も大事だし、これからも必要だとは思います。
(個別のつまづきを拾い上げ、それを解消することで勉強に対する苦手を意識を解消する。AIの力をフルに活用し、勉強の進度を早めることでその他に時間を活用することができる。)

だけど、それだけでいいとは思えないのです。

明日はこれらの課題を踏まえたおはこやの理念について紹介したいと思います。

もしよければ、明日も見に来て下さい。

今日もここまで読んでくださって、ありがとうございました。

また いつも スキ イイネ コメント ありがとうございます。

これからもどうぞ、よろしくお願いします。

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