勉強の効果を上げる、親ができる声掛け3選【子どものためにできること】

おはようございます。”おこめさん”です。

子どもの勉強に関しては多くの親が悩むところですよね。

仕事柄、子どもの成績のことで相談を受ける機会が多く、中学生の子どもを持つ親なら特にその悩みは大きいものだと感じました。

今日はそんな方に向けて、「自分から勉強する子の親の言葉」から

今日から使える子育てマインドを紹介していきます。

参考

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おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。2021年4月に独立し、オンライン塾を開校予定。

成長したいという気持ち

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前提として、人は誰でも成長願望をもっていると思います。

長男の姿を見ていると、例え誰か比べる対象がいなくても、人には成長したいと思う願望があると感じるからです。

自転車に上手に乗れるようになりたい
跳べなかった縄跳びができるようになりたい
パズルをキレイに完成させたい

友達よりもうまく、そんなことの前にまずは自分ができるようになりたいんだ!そんな感情を持っていることを実感するからです。

だから、親は 子どもには勉強をわかりたい、できるようになりたい

という気持ちが絶対にあるって信じることが大切です。
(育った環境などでその気持ちが見えないほど小さくなっていたとしても)

そして、本書で紹介されていた「人間が自分自身の力で生きていけるための自信をつけることが重要である」というカール・ロジャースの言葉にも共感しました。

自分が何かができるようになった、という経験をつませることで生きていく上で大切な自信をつけさせる。

これらを踏まえて親が子どもの勉強に関してできること

最大限のサポート役に徹すること

そう感じます。

ここからは実際に本書に紹介されていた子どもの勉強をサポートする声掛けを紹介していきます。

今日は学校で何を教えてもらったの?

この声掛け、すっごくすっごく大切です。とっても共感しました。

この言葉には学習において大切な要素がつまっているからです。

学校の授業内容を思い出す、
これには勉強の科学的結論①想起が関わってきます。勉強法の科学的結論①【想起って方法があるんです】おはようございます。”おこめさん”です。 世の中には、さまざまな勉強法が存在しています。 アンダーライン、やみくもなテキスkometaka.net

思い出そうとする時に、人の脳に記憶が定着しやすいというものです。

さらに、教えるという方法は②再言語化にあたります勉強の科学的結論②【再言語化→つまりこういうこと】おはようございます。”おこめさん”です。 勉強方法で悩んでいる子どもたちは今もたくさんいると思います。(ぼくもそうでした)kometaka.net

学校で教わったことを親に伝えるという作業は、この2つの技術を駆使しないとできないことです。

「今日は算数の授業で足し算を習って、3+6=9で、3+8=11の計算ができるようになったの。答えが二桁になる計算は初めてだったけど、やってみたら意外と簡単だった」

とにかく、子どもに思い出させる、自分の言葉にさせる

この二点が非常に重要です。

学校で「どうやったら子どもの成績があがりますか?」

という相談を受けることが多くありましたが、ぼくはいつもこの方法を推奨していました。(だけど、大抵の場合は親が時間を取れないことが多いのです。。)

その本の内容教えて

その子の年齢にもよりますが、ある程度一人で本が読めて内容が理解できる子であれば、

「どんなことが書いてあったの?」と聞くことも有効です。

他にも
「どんな人がでてきた?」「誰が一番すき?」「どうして?」

そんな形で深堀りして聞いてみるのもいいでしょう。

これも上記の 想起、再言語化を利用しないとできないことです。

親子のコミュニケーションの一つとしてもいいですよね。

友達にも教えてあげたらいいよ

授業内容の理解度が深い場合、
「友達に教えてあげたら?」と提案してみましょう。

誰かに教える、という前提で授業にのぞむだけでも頭へのインプットの質が大きく高まります。

さらに、教えるという作業を実際にすることで、内容を整理し、伝えやすい言葉を選ぶなどの作業で、より理解が深まっていきます。

実は学校の授業において、多くの場合一番勉強になっているのは教えている先生である、という状況がうまれているのですね。

だから授業では生徒が積極的に誰かに教えるという方法をとっていました。

この部分は親としても声掛けなどでサポートできる部分だと思います。

おわりに

このように、子どもが本来持っている「成長したい」という願望を理解し、できた!という経験を増やすことで自信を育む。

結局は親が子どもの勉強に関してできることはこういう積み重ねなのかなって感じました。
(本書ではもっとたくさんの声かけの例ものっていました)

ちなみにぼくは最近、子どもが毎日できたことを記録として残す、ってことを始めました。(これまでやっていた、読書記録などに追加しました)

毎日のできた!って経験の積み上げによって今の自分がいる

いつか大きな壁にぶち当たった時に子どもたちが乗り越えるための力になればいいなと思っています。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

そしていつも スキ イイね コメント ありがとうございます。

これからもどうぞ、よろしくお願いします!

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