おはようございます。おこめさんです。
昨日の長男は保育所の友人と公園で待ち合わせをして、ほとんど一日虫取りをしていました。
その間は、お母さんたちとお話
そういう時間って結構貴重ですよね。
話をしていたらあっという間に時間が過ぎていきました。
そして、今日はまたまた昆虫館に行ってきます(パスポート利用)
ということで、ここからが本題です。
今日は”10代から知っておきたいあなたを閉じこめる「ずるい言葉」”
という本から よく聞く言葉を一つ取り上げ それがなぜずるい言葉なのかを紹介していきます。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。
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▼本人が嫌がってなければそれでいいんじゃない?
この言葉ってよく聞きませんか?
著書では、特にあだ名という教室内でよくあることについて、この発言を取り上げていました。
例えば、
「ゴリラ」
「メガネザル」
「宇宙人」
「じゃがいも」
「もやし」
皆さんはこのあだ名についてどう感じられますか?
ぼくはこのあだ名、なんとな~く嫌な雰囲気を感じます。
馬鹿にしているようなそんな感じ
もやしやじゃがいも という名前は恐らく外見からつけられたあだ名
ということもなんとなく想像できます。(そして馬鹿にしてそうって感じる)
例えば、そんなあだ名についていい雰囲気を感じなくて、それを言っている人たちに伝えた時
「本人が嫌がってないからいいんじゃない?」
こんな言葉が返ってきたとします。(というかそういう返しって結構ありますよね)
そこでつまってしまうってことが結構あると思います。
「なんか、違う気がするけど・・・でも確かに本人は笑ってる」
著者は、このときみたいな なんかダメな気がするんだけど、でもどうしても言いくるめられてしまう
そうやって自分を閉じ込めてしまう言葉のことをずるい言葉として紹介し、
それをどうやって突破できるのか、なぜそれがずるい言葉なのかをわかりやすく紹介してくれています。
今回の場合だと、
「嫌がっているような雰囲気を周りが感じるのなら、無数にある選択肢の中からわざわざそういうあだ名を選んでつける必要はない」
ということです。
もちろん、嫌がっているかどうかは本人の心のうちにしかなく、それを周りが勝手に決めつけるというのはよくないです。
だけど、少なくとも聞いているまわりの人が、嫌な雰囲気を感じるのなら、それはその人達の心の正直な声です。
本人の心の感じ方はわからないにせよ、少なくとも周りの人の感じ方はそれが本当なのです。
それらを合わせた時に、そんな感じ方をしないあだ名は無数にあるのに、わざわざそんなあだ名を選んでつける必要はないよね
ということです。
決め直しのチャンスがあるのなら、そのときに見直しをする
という約束が大事になる とも書かれていました。
そもそも差別語や侮蔑語はどのようなニュアンスで使われてきたかという歴史的文脈で決まるので、自分にその意思がないとは関係なく、周りがそれをどう受け取るかという視点が必ず必要になるという点を知っておく必要がありそうですね。
おわりに
今日紹介した言葉は、全国にいる 真面目な子たち、 なんか違う気がするんだけどな~って子たち(先生)に知っておいてほしい言葉です。
そんな子たちの背中をぐっと押してくれるのが今回紹介した本です。
今回紹介した言葉以外にもたくさんの 閉じ込める言葉が紹介されていて、必ず誰しもが一つはヒットする言葉があるんじゃないかなって思います。
是非一度読んでみてください。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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