お小遣いについて考える【大事な金融教育の第一歩】

おはようございます。”おこめさん”です。

昨日、長男が突然「お小遣いがほしい」

と言い出しました。

なるほど、ドラえもんでものび太がお小遣いをアップしてほしいとパパに交渉してたりしますからね。

6歳の息子もついにそういう時期なのかと、大きくなったなと感傷に浸っていました。

しかし、お小遣いについて自分の中の結論が出ていなかったので、もう少し夫婦で考えさせてくれと伝え今に至ります。

ということで今日は、ぼくの頭の中にあるお小遣いについての考察を一通り全部書いていく回にさせてください。(できれば結論まで持っていきたい)

おこめさん→教員10年の末、独立した2児のパパ。オンライン塾 おはこやを運営中。

お金の教育

子どもに対して絶対してあげたい部分です。

一生付き合うことになるお金に対して、きちんとした教育を受けるか(もしくは体験できるか)どうかは人生を戦う武器があるかないかと等しいくらい大事な部分だと思うからです。

現状公教育において、それらを学ぶ機会はほとんどなく、家庭での教育に任せられています。

そして、家庭によっては子どもにはお金の心配をさせたくないといった理由でお金の話題をタブーとしているところもあるようです。

でもその結果、お金=ダメなもの お金を稼ぐ=汚いこと のような価値観になってしまうのだと思います。

ぼくは常日頃から

せめて、お金に対する考え方をフラットに

そのために当たり前の知識を教育に入れる必要があると思っています。

だからこそ、自分の子どもにはきちんとした金融教育をしていきたいと思うわけです。

お小遣いについてよくあるパターン

大きくわけると、

・毎月定額(年齢によって金額があがる)

・お手伝い報酬制

・勉強のご褒美制

・その他

があると思います。

それぞれのメリット・デメリットを考えていきます。

毎月定額制

メリット
・お金の使い方について学ぶ最低限のお金が手に入る

デメリット
・社会では何もしていなくともお金が入ることはなくて、働くという感覚は育ちにくい

お手伝い報酬制

メリット
・働いた対価、誰かに感謝された対価 としてお金を受け取るという感覚がわかる

デメリット
・片付け、掃除をする=お金をもらうため という認識になってしまう可能性がある。

そもそも家の片付けや掃除といったものは大人になっても、自分たちのためにしていかないといけない部分です。それらはお金をもらうとか関係なく、一生ついてまわるものだとも思います。

なによりもそれまで純粋な気持ちで片付けしたり、手伝いをしてくれていたのが対価が間に挟まることでその気持ちのやりどころがなくなってしまうような気がします。(お金を挟むことで「お金をもらえないんだったらやらない」となってしまう)

勉強のご褒美制

メリット
・勉強した分自分に対価が返ってくるというのは大人でもありえることで、それを疑似体験できるのはメリット。

・勉強に対するモチベーションがあがる(ご褒美は結果ではなく過程に与えるほうが効果が高いとも言われています)

デメリット
・社会ではどれだけ学んでも結果に結びつかないこともあるという視点がぬけてしまう?(勉強の方向性ややりかたなどによって)

ちなみに、お金を報酬として設定することで子どもが「勉強することが楽しい」と思う気持ちが薄まるかどうかを調べた研究では、統計的に有意な差が観察されなかったという結果がでています。
つまり、ご褒美自体は子どもの「一生懸命勉強するのが楽しい」という気持ちを失わせることにはならない というわけです。

その他

例えば、家庭内ビジネスです。

子どもがコーヒー豆を仕入れて、そこからコーヒーを入れて50円などで親に提供する などです。

親は親で子どもにコーヒーを入れてもらえるって幸せを感じれる瞬間だし、家事などと違って絶対必要でないことだからこそサービスとしての価値が現れるのかなと思います。(食事作りでお金を発生させると、最初にあったようにお金をもらわないなら作らない とかになる可能性が)

その点コーヒーなら、最悪親が自分で入れればいいところを、子どもがそこに一手間をうけおったり、対話による付加価値をつけることが本物のビジネスに近い感覚を体験することにつながるかとも思います。

我が家の結論

ここまで長々と書いてきましたが、結論として我が家では

毎月定額制 を導入します。

もう少し細かくいうと

本や学習系のものについて
友達を招く時などに用意するお菓子
旅行先などの臨時的な買い物など

は家計から出し、それ以外については子どものお小遣いから出す

というカタチにしようかと思います。

ゆくゆくは勉強報酬制や家庭内ビジネス、家庭内投資や家族内でのマネー会議も導入して、子どもが自発的にお金について学ぶ環境を用意したいです。ですが、まだまた6歳の子どもにとっては早いかとも思います
(そもそも10円で何が買えるかとか、お金を使えばなくなる、計画が大事などを理解することが先かな)

まずは毎月定額制によって、買い物などからお金の基本を学び、その後発展させていこうかと思います。

お金に対してオープンに、そして学ぶものであるという認識をこれからも伝えていきたいと思います。

ただ、あくまでもぼく個人の頭の中から出した結論なので、もっと他にもいい方法があるよとか すでに実践されてきた方法など教えてもらえると助かります。

こういう思いでこんなやりかたをした結果 今はこうなったよ

というようにコメント欄にて教えてください。
(結論が変わるかも)

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

これからもよろしくお願いします。

最新情報をチェックしよう!