おはようございます。”おこめさん”です。
あなたの夢は何ですか?
そう聞かれたときに答えられる大人はどれだけいるでしょうか。
目次
夢を持たない大人たち
日本社会では、これまで学歴を重視してきたあまり、一人ひとりがもつ夢についてはないがしろにされてきた気がします。
先生になる
看護師になる
トリマーになる
これも立派な夢ですが、これだけだと20代前半にかなってしまうことが多いのです。(もしくはかなわないと諦める)
だから、多くの大人は夢がないのだと思います。
そこからもあと80年(人生100年時代)も夢を持たずに生きることになっているのです。
と書いているぼくも、つい最近まで夢を小さく考えていました。
(将来の夢→先生 これはかなった。
夢を語るために夢を持たないと→管理職になるぞ…)
でもそれってとっても悲しい気がしています
一人ひとり、もっと大きな夢をもっていいと思うのです。
夢は「仕事や役職」ってくくりでなく、もっと大きいものです。
大人が夢を小さくとらえてしまうから、子どもたちもそう認識してしまうのです。
わくわくしてない、昨日と同じでいい
そんな大人の姿を見て、子どもはどうして将来に希望が持てるでしょうか。
せめて子どもの前では自分の人生にわくわくした姿、成長し続ける姿を見せていきたいものです。
子どもたちの夢
多くの子どもたちとのやりとりはこうです
なんのために勉強するの?→いい高校に行くため
いい高校にいってどうしたいの?→いい大学に行くため
いい大学にいってどうしたいの?→いい仕事につくため
いい仕事ってどんな仕事?→安定したホワイトな仕事
その仕事でどんなことしたいの?→・・・・
この質問で答えられなくなります。
むしろ、
そこまで考える必要ない
とにかく安定してる仕事なら幸せになれる
そう信じているのでしょう
でも…でもですよ
そう信じて必死に勉強していった先に、自分が思っていた幸せがなかったとしたら、どうでしょう。
ぼくたちがそうだったように、 仕事=夢 と捉えるといつか「思ってたのと違う」となるはずです。(ぼくたちでいいのか?ぼくだけなのか?)
多くの子どもたちも夢と聞かれたときに「仕事」のことを想像します。
サッカー選手、看護師さん、お花屋さん
でも夢って本当にそういうものでしょうか
ゆめ【夢】 ー将来実現させたいと思っている事柄。
そうです。将来、実現させたいことなんです
別に「仕事」とは定義されていないんです。
仕事につくことを 将来実現させたいって考えている とも捉えられますが、本当はもっと漠然としたものでもいいはずなんです。
社会から戦争をなくしたい
飢えで困っている人を助けたい
老人に優しい社会であってほしい
お母さんがもっと幸せに過ごせる社会を
世の中をどうしたいのか
であったり
サッカーをずっとしていたい
料理をしていたい
まわりの人を笑わせていたい
そんな漠然としたものでもいいと思うのです
ついつい大人は、自分の価値観で子どもに接するとき
「将来なにになりたいの?」
と聞きます。
そうすると、子どもたちには「なにかにならなくちゃいけない」
という感覚に陥ります
確かに、なにかになってはたらくことは大切です。
だけど、今はまだない仕事だってこれからたくさん生まれてくるわけです。
そのときに必要なのは、具体的な仕事の夢ではなく
どんな社会に住みたいのか
そこで自分がどうやって生きていきたいのか
そんなことを考えさせることな気がします
そして、夢をもった子どもたちは、きっと自分たちでどんどん仕事をつくって社会の問題に立ち向かっていくはずです。
ぼくたちはそんな子どもたちを育てていきたいはずです。(少なくとも国が育てたい子ども像はこうなっています)
であれば、今の夢に対する価値観は 大人から改めていった方がいいのではないでしょうか。
ぼくの夢
ここまで偉そうに書いてきましたが、ぼくにも最近夢ができました。
夢は
公教育で伝えきれない(伝えることができない)ことをミライをつくる子どもたちに伝えていくこと。そして、日本をすこしでも豊かな国に近づけること(豊かな定義は幸福度です)
これもすべて育休を取得したことから始まりました。
自分の人生、家族の人生と真剣に向き合うことで見えてきたことです。
人はいつからでも変わることができます。
あなたの夢は何ですか?