おはようございます。おこめさんです。
最近本関係の記事がなかったですね。
本を読んでいなかったわけではありません。
(いや、ペースは一時期に比べて落ちたかも)
そんなときに、ぼくは読書の革命となる本を目にしました。
その名も「読書革命」
ここに書かれている本の読み方を実践すると、1日30分でもガンガン読み進められます。
ということで今日は学校では教わらない「忙しい人のための本の読み方」編をお送りします。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。
参考
読書革命
(アマゾンレビューもめっちゃ高かったです)
目次
何が革命なのか
簡単にいうと、本の読み方について書かれた本です。
それもいわゆる速読 というやつではなくて、
読むスピードを上げるというよりは
いかにして、本の核となる部分を抽出して、それを自分の中に落とし込むかが書かれています。
「本の20%を読むことで全体の80%を理解する」
この言葉にすべてが凝縮されています。
1日30分で3回読むことでそれを可能にするといいます
では、どのようにしてそれを実践していくのか以下に説明していきます。
何を手に取るか
ここからすでに読書ははじまっているといいます。
そもそも世の中には莫大な本が存在します。
その中から、貴重な人生の時間を費やして読む本というは、自分にとって価値のあるものでないといけません。(ゆるい読書があってもいいです)
そのために、どの本を読むか、それを選ぶところに時間をかけていきます。
具体的には 本の表裏、帯にじっくり目を通し得られた情報から、
この本には何が書かれているのかを予測し、自分はその本から何を得たいのかを考えます。
予測する際、本のタイトルを つなげる、わける、調べる の3つの方法が適しています。
例えば、
「AI VS 教科書が読めない子どもたち」AI vs. 教科書が読めない子どもたちwww.amazon.co.jp1,650円(2021年07月19日 20:16時点 詳しくはこちら)Amazon.co.jpで購入する
この本の表紙からはどんなことが予測できるでしょうか。
AIは人工知能です。
VSは戦うという意味ですね。
教科書が読めない子どもたち→
ここに関しては少し考える必要がありそうです。
読めない というのは漢字など、文字が読めないということ?
でも日本の識字率の高さを考えるとそれは違う気がする
ということは、文字は読めても内容が理解できないという意味では?
となります。
これらをつなげると
人工知能 対 教科書の内容が理解できない子どもたち
となり、「読解力のない人間が仕事を奪われる」「人工知能はすでにMARCH合格レベル」という本の表紙の内容がつながってきそうです。
次に自分がこの本から何を得たいのかを考えます。
「子育てをする親として、子どもの読解力がどれくらい大事なのかを理解しておきたい」
「この中にはその読解力を上げるためのヒントも隠されているかもしれない。そこを重点的に学ぼう」
など、本を読む目的を考えることです。
ここまでは読書の時間には入っていませんが、この時間はとても大切です。
ここから下は30分で3回読む流れを説明します
①断捨離読み
これは読んで字の如く、本の中身を断捨離しながら読むということです。
そこで一番大切になるのが、さきほどの「何を得るために本を読むのか」の目的意識の部分です。
それを持っていないと、やっぱり最初から最後まで読んでしまうからです(もちろん、小説など、それがいい場合もありますが)
その目的を意識しながら「はじめに」「おわりに」に目を通します。
「はじめに」では問題提起とその解決策、本全体の構成などが書かれていることが多く、自分の目的にそった内容が本のどこあたりに書かれているのかを予測できます。
その次に 目次に目を通します。
自分がこの本を読む際に得たいものが本のどこあたりにありそうか
知らない単語、人名、数字
などに注目して考えていきます。
そこからさらっと本の中身をみていきます。
2章にはこの本のキーワードとなりそうな〇〇のことや、自分が知りたい情報の核心が書かれている気がする、だから2章には時間をかけたい
3、4章もその流れをうけて書かれてはいそうだけど、ここはさらっとでいいかな
そんな見当をつけていきます。
②記者読み
その次にやるのが記者読みという方法です。
これは自分が記者になって筆者にインタビューしていくつもりで読んでいくということです。
インタビューで大事なことは「質問と疑問」です。
質問とは筆者の価値観に沿ったもの
疑問とは筆者の考えに反発するもの
そんなイメージです。
1回目にさらっと読んできたところをさらにこの2つの軸を持って本と対話していきます。
ここでは、本の内容、著者の主張を鵜呑みにしないということです。
自分という軸を持ちながら、本に目を通し、
その中でできてきた質問や疑問を本にぶつけながら読んでいきます。
読書をするというよりは、著者と対話するという表現が書かれていました。
自分はこう思うけど、そこのところどうなの?
そんなことを考えながら2回目は詳しめに読んでいきます。
③要約読み
ここでは、ただ要約をするということよりも
自分はこの本のどこを伝えたいのか
自分の意思の部分です。
その観点から本全体を3~5つの内容に絞っていきます。
筆者はAについて伝えているけれど、自分はBの方が重要だと感じた
であれば、Bの部分をしっかりおしていきます。
ここまでくると完全にアウトプットを意識した読み方になり、
読書後の ブログなどに書くというところまでつながっていきます。
どうしてぼくがこの本について書こうと思ったのか
それはぼく自身が読書について、最近悩んでいたからです。
読みたい本はたくさんある、
だけど時間は限られている
巷で言う速読とかも、なんだかせわしなくて ちょっとしんどい
そんな時にたまたま手にとった本がこれだったのです。
この本の内容は 誰でも実践しやすいもので、
少なくともぼくはこの本を読んでから本への向き合い方が変わりました。
それまでも 独学大全で 読書方法についてはさんざん学んできたつもりでしたが、あそこには、多くの方法が羅列されているだけで、実際どのスキルを使って、どんな順番で読んでいけばいいのか
そこを組み合わせるのがぼくにはうまくできなかったのです。
その点、この本は著者が30分で1冊読むために具体的にどんなことをしているのかが整理されて書かれています。
この本が読書に悩みたくさんの人に支えになったらいいなと思います。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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