ところで資産ってどんなもの?【お金を稼げば問題が解決されるわけではない】

おはようございます。”おこめさん”です。

昨日は資産と負債の違いについてまとめました。

とくにメインは持ち家問題。

多くの場合、持ち家が資産ではなく負債になっている、その理由をまとめました。

昨日の記事ではふれていませんが、例えば車や高級ゴルフクラブなども使用してしまった多くの場合負債になります。

であれば、資産ってどんなもののことをいうの?

今日はそんな疑問に答える形で 「金持ち父さん、貧乏父さん」からまとめていきます。

学校では習わない、「本当の資産って何?」編です。

参考

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。2021年4月に独立し、オンライン塾を開校予定。

※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。

資産とは

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前回の記事にも書きましたが、資産とは

自分のポケットにお金を入れてくれるもの

でした。

自分のまわりを見渡したときに、自分のポケットにお金を入れてくれるものがあれば、それが資産です。

では、金持ち父さんが考える資産とはどんなものか、以下に例をあげてみます。

1、自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス
2、株
3、債券
4、収入を生む不動産
5、手形、借用証書
6、音楽、書籍などの著作権、特許権
7、その他、価値のあるもの、収入を生み出すもの、市場価値のある物品など

このように並べてみたときに、自分が持っている資産は何があるか、を考えてみてください。

多くの人はほとんど持っていないのではないでしょうか。

そうなんです。資産が何かを知らないと、持とうと思うことすらないので、いくら仕事でお金を稼いでも資産を持つことにはつながらないのです。

大事なのは、これらを知識として知っているかどうか

ここなんです。

いくらお金を稼いでも

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億万長者が一年もたたない内に、一文無しになる

宝くじにあたって一夜にして大金持ちになったかと思うと、またすぐにお金に困るようになる

こんな話、聞いたことがあると思います。

お金を稼ぐことが問題を解決してくれると思っている人は、このような事実から目を背けてはいけません。

結局いつの時代も問題を解決してくれるのは、お金ではなくそれを扱う頭脳なんです。

とくに筆者はお金に関するものをファイナンシャルIQと呼んでいます。
(日本では金融リテラシー、マネーリテラシーと呼ばれるもの)

ファイナンシャルIQとは

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金融に関する知識のことです。

これは次の4つの知識が合わさったものだといいます。

1、会計力
いわゆる数字を読む力のことです。
簿記の資格が今なお人気で大切なものと見なされているのは、お金の知識としてかなり重要な部分をしめているからなんでしょうね。

2、投資力
投資はお金がお金を作る科学です。これには戦略と方式が必要で、そこには投資に関する知識と経験が大切になってきます。

3、市場の理解力
需要と供給の科学。これによって投資をどこにするべきか、いつするべきか、その適切な判断が可能になります。もちろん自分のビジネスをする上でも大切な力です。

4、法律力
会計、投資、市場に関する法律を知っていることです。例えば世の中にたくさんある、知っていれば免れられる税金、こんな知識も重要であるということです。

このような力を備えることが、人生を自分で操る、大切な一歩になるのです。

お金がすべてじゃない

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もちろん、人生はお金だけですべてが決まるものではありません。

資産とはなにかを知り、資産を持っていないことを知ったとき、

でも別に資産なんていらない
お金よりも大切なものがある
お金に目がくらむなんて貧しい考えだ

という考えが浮かぶ人もいると思います。

何もお金がすべてって話ではないのです。

お金をたくさん稼いだら、人生が好転する、なんとなくそう思って働いている人にとって、この資産について、もしくはお金全般の知識を知っているか知らないかが人生を左右する大事なことであるってことです。

そして、資産をもち、それを扱うだけの知識を持ちさえすれば

いつでも引退することができます。

もちろん仕事を続けることもできます。

大事なのは、その選択肢があるってことです。

会社に縛られて、人生の大事な時間を使うのではなく、自分が本当にやりたいこと、社会に届けたいものに好きなだけ時間を使える(ボランティアなど)

そんなことをいつでもできる、本当の自由を手にする

これが資産を持つことの一番のメリットなのだと思います。

おわりに

今日は資産とは何か、

そしてその資産の土台としてのファイナンシャルIQが必要という内容でした。

ぼくもこの本を読んで、ただ資産を増やしたらいいという短絡的な捉え方ではなく、もっと広い意味でも知識と経験が大切なのだと教わりました。

4月から独立し、自分でお金のことを管理しなければならない状況にたたされることで、お金に関する知識を嫌でも吸収しなければならなくなります。

そういう現場で学んだ知恵も、かいつまんで子どもたちに伝えていきたい、そう感じました。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

そして、いつも スキ イイね コメント ありがとうございます

これからもどうぞよろしくお願いします

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