おはようございます。おこめさんです。
ま~た、虫取りをしているときに、難しいこと考えちゃいました。
純粋に虫取り楽しんだらいいのにね。
今日は「子どもと虫取りをする目的はなにか」というテーマで書いていきます
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。
目次
虫取りの目的は?
を考えてみると、次の3つがあるように思いました。
①子どもの生き物についての興味を育てたい。そこから広がる世界があるかも
②親が自分のやりたいことを応援してくれるって安心感をもってほしい
③できた!!って経験をたくさんしてほしい(そこから自己肯定感を育んでほしい)
この中でさらに一番は何かを考えてみると
③でした。
つまりぼくは子どもに できた!!って経験をたくさんしてほしいって思ってるんですね。
触れなかった虫が触れるようになった!!
とか
自分じゃ捕まえられなかった虫を自分で捕まえられるようになった!!
とかです。
虫取りの目的を考えようと思ったきっかけ
先日の虫取りでのこと
ぼくたち親子はオスのキリギリスを狙って、いつもの公園から少し離れた河原まで遠征にきていました。
「チョン ギーッ」
特徴的な鳴き声が聞こえてきます
その声をたよりに草むらを捜索。
キリギリスを発見しました。
(公園では一度も見かけなかったのですが、場所を変えると見つかる虫は違うんですね)
そこで息子が虫取り網でキャッチ!!!
と思ったら、網が草にひっかかって隙間ができてしまい
逃げられてしまったのです。
気を取り直して、少し道を進んで、キリギリスの鳴き声を探します。
(一度警戒したキリギリスは再度鳴き始めるまで時間がかかるので)
また聞こえてきます。
そーっと近づき、どこにキリギリスがいるのかを目視で探します。
すると見つけたので、息子がまた網を振り下ろします。
でも、またまた逃げられてしまい・・
そんなことを何度か繰り返したあと、
ぼくはこう思ったのです。
「もう自分が捕まえる!!!いや捕まえたい!!」
でもこのとき、もうひとりの自分がこう問いかけました。
「何のための虫取りなんだ??」
よく自分の中にでてくる、目的思考重視の心の声です。
たしかに・・・
そこから冷静になって考えてみた結果、上記の目的が見えてきた
というわけです。
ぼくがとった行動
頭の中で冷静に考えて結果
やっぱり子どもに捕まえた!!を味わってほしい
そう思ったのです。
そして、そこからもひたすらキリギリスを探すことに力を使います。
鳴き声が聞こえたら、静かに近づき、息子を呼ぶ
(その間も息子は蝶やバッタとりにも夢中です)
逃してしまってもまた探し
これを繰り返し
10回目くらい?
ようやく子どもはキリギリスを捕まえることができました!!
ちゃんとオスです
何度も何度も失敗を重ね
それでもやっぱりオスのキリギリスがほしい!!
逃がす度に近づき方を慎重にしたり、
網の角度を変えたり
息子なりに工夫を重ねていました。
そんな先に達成できた経験は
子どもにとって確かな自信を授けてくれたと思います。
そして、とれたときの息子の顔を見て、
「よかった。とるの我慢して」
そう思いました。
もちろん、親の凄さを見せる とかの意味でお父さんがガンガン虫を捕まえるってこともいいのかもしれませんが
以前、その調子でバッタを20匹くらい捕まえた次の日
「今日はかあかと虫取りいきたい!!」
「だって、とおとといったら虫とられるもん」
と言われ、父親の凄さは伝わった、と思い(笑
そこからはそういう目的はなくなりました。(いや、もともと父の威厳がどうのこうのではなく、バッタ捕まえたかっただけなんですよ)
うん、よく我慢したな
自分をほめてやりたいです。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
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