人とのつながりの作り方【超人脈術から学ぶ】

おはようございます。”おこめさん”です。

対人関係の悩みっていくつになってもありませんか。

とくに思春期の子どもならなおさらのこと。

学校でも友人関係に悩んでいる生徒はたくさんいます。

また大抵は親御さんも一緒に悩んでくれています。

子どもが悩んでいる姿、親としてはなんとかしてあげたいものです。

ということで、今日は 超人脈術 より

対人関係の捉え方と効果的な築き方についてまとめていきます。

学校では教えてくれないシリーズ「対人関係の築き方」編です。

※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。

参考

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中

「対人関係の築き方」ときくと

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いやいや人付き合いは頭でっかちになってするもんじゃない!

って聞こえてきそうです。

学校ではクラスという単位の中でさまざまな行事を一緒に乗り越える中で自然と友達との仲が深まっていったりもします。

また道徳では、人の内面に寄り添い、思いやりの大切さ などを考えたりします。

そのような受動的、もしくは精神論的なことで 気持ちよく対人関係が築ける人には、この話は必要ないでしょう。

今日の話は、コミュ障だと自分でも言っている DaiGoさんが科学的に裏付けのある方法を伝えていくというものです。

自然体でコミュニケーションをとるのが難しいって方に是非読んでほしいと思います。

それではいきます。

対人関係ってそもそも大事なの?

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まず、人付き合いが苦手な人はここを解決する必要があります。

今の時代、たしかに一人でも生きていけます(狭義の意味で)

だけど、一人で生きていくより、友好的な人間関係を作った方が、自分が幸せになれるとしたら?

2004年にアメリカの世論調査期間が500万人という膨大な人数を対象に行なった、「友達が個人に与える幸福度」に関する調査があります。

この調査によると、

・職場に少なくとも3人の気心の知れた友達がいるだけで、人生の満足度が96%も上昇する
・同時に自分の給料への満足度も200%上昇する
・職場に最高の友達がいる場合、仕事のモチベーションが700%増加し、作業のスピードも上昇。仕事のトラブルが減り、より新奇性が高いアイディアを生み出せる

ことがわかりました。

別の孤独と健康に対する研究からは

禁煙やエクササイズ、肥満度、アルコールの摂取量などよりも、「友達の数と質」が生死を分ける最も強い因子であること

もわかりました。(心理学者ジュリアン・ホルトランスタッド教授による148の研究・30万人以上の被験者データ、70の研究・340万人以上のデータを使った2つのメタ分析)

つまり友人関係を良好に保つことは人生を好転させる(もしくは長生きする)ために必要不可欠なものなのです。

まずこの部分を抑えておく必要があります。
(精神論ではなくロジックで理解しておく)

良好な対人関係を築くには

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1、単純接触効果

これは「人は多くの時間接するとそれだけ相手の好感度が高まったり印象がよくなる」というものです。

多くの人が実感としてもっていると思います。

関係を深めたい友達がいるのなら、その子と過ごす時間を意識的に増やすことが大切ということです。

2、徹底的に話を聞く

人は自分のことを話すという行為にお金をもらうことや美味しいご飯を食べることと同じように幸福度を持つということが分かっているそうです
(2012年のハーバード大学での脳波の動きの測定から証明されている)

つまり、自分の 

話したい 聞いて!!

という気持ちを抑えて聞き役に徹するというのが、相手との関係性を深めていくということです。

3、ミミッキング

話を聞く際、相手の話の最後の2、3語を繰り返すというテクニックです。

これによって親近感が増すということが知られています。
(経営大学院INSEAD(インシアード)が行った「話し方と親密性」)

例えば、

「休みの日はいつも誰かと会うか、仲間を集めて過ごすことが多いんだけど、この間、久しぶりに一人で映画を見に行ったんです」
「へー、一人で映画に」
「そう。ハラハラするアクション映画で面白かったけど、たまに一人の時間を持つのも大事だなって気づきましたよ」
「確かに大事ですよね」

どうでしょう。

日常的にこれやってるな! って思った人はコミュ力の高い人です。

相手の言葉をそのままオウム返しする「バックトラッキング」という方法よりもおそらく自然に使えるテクニックかと思います。 

4、自分のことを打ち明ける

これを自己開示といいます。

学校でも構成的グループエンカウンターという手法の中でよく取り上げられます。

実際に自己開示をされた相手は、そこまで打ち明けてくれたこの人は信頼に足る人であると感じ

私も打ち明けてみようとなっていくはずです。(返報性の原理→人から何かしらの施しを受けたとき、「お返しをしなくては申し訳ない」というような気持ちになるという心理作用のこと)

自己開示をするにしても その話題は何がいいのでしょう。

具体的にいくつか紹介されていました。

ここでは中学生向けに選んでみました。

自分が幸福に感じること、楽しいこと
自分が変わりたいって思っていること
これからの夢、人生の野望
ユーモアを交えた性的な話
趣味や興味(なんでそれが好きなのかというのがメイン)

これらの話題を自分から打ち明けつつ、相手が話し始めてくれたら聞き役に徹することが大切です(自分は2、3割)

5、一緒に笑う

これは単純ですね。

人は同じ時間を過ごし、そこで笑いがおきるとそれだけで相手との距離が縮まることがわかっています。

どこかに一緒に遊びに行く

行事の準備を一緒にする

そんな場で笑いがおきると自然と関係性がよくなるということです。

行事の準備などに参加する意味が少し見えてきましたね

おわりに

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対人関係は広げれば広げるほどいいというものでもないということも知っておくと気持ちが楽になるはずです。

たった三人。

自分が大切にしたいって思える友人を見つけることが人生を豊かにしてくれます。

今日紹介した知識や方法を知っているだけでも、心が楽になる子どもはいるのではないでしょうか。

今日もここまで読んで下さってありがとうございました。

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どうか、これからもよろしくおねがいします。

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