おはようございます。”おこめさん”です。
何か習慣を身に着けようとしたとき、それが続かないのはどうでしょう。
根性がないから?
さぼってしまうから?
違うんです。
できなかったときに、「だから自分はダメなんだよ」と自分を責めてしまい、やりたかったことに背を向けてしまうからです。
今日は そんな自己嫌悪に陥りそうなときに必要な「自分を許す」というテクニックを「超習慣術」より紹介していきます。
学校では教えてくれない「自分の許し方編」です。
参考
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中
目次
習慣化に失敗しがちな人のメンタル
習慣にしたいと思っていることをやりそこねてしまった時、「自分はなんて意志薄弱でダメなんだろう」って自分を責めてしまいがちです。
だけど、「自分はダメなんだ」と思うと、もちろん続けるモチベーションは上がらなくなりますし、人間はネガティブな感情を避けるようにできているため、習慣そのものからも逃げがちになってしまいます。
さらに、こういう人は「今回できなかったから、その分来週はこの2倍やろう!!」「週2でやろうとしてたけど、挽回するために週4でやろう」といきなり無茶な目標を立ててしまいがちです。
こうなってしまうと、そもそも無茶な目標なのでまた失敗し、自己嫌悪になり、身につく習慣も身につかなくなります。
(←書きながら、自分に刺さりまくります。)
以下、自分の許し方です
失敗と自分をわけて考える
失敗=自分がだめなやつ、意思の弱い自分
と考えないってことです。
これはだれしもがやってしまいがちなことですが、そうではなくて
失敗=方法の選択、行動の難しさ
に向けてしまうことです。
例えば、タバコをつい吸ってしまった時
「自分はなんて意思が弱いやつなんだ」
↓
「タバコをいつもの自販機で買ってしまったのがまずかったな」
「長年習慣になったことを替えるのはなかなかに難しいな」
と考えるということです。
大事なのは自分を責めないこと
責めるのではなく、次どうすればいいか、を考えられるような思考のスタートをきればいいのです。
とくに方法の選択では
「昨日は我慢できたけど、今日はなんで吸ってしまったのかな。何が違っていたかな」
「小銭は持ち歩かないようにしよう。そして、タバコを買いたくなったら、好きなお菓子を一つ買うことにしよう」
と次の改善策を考えるようにすることです。
責めても解決にならないので、責めたくなっても責めない!
あくまでも
失敗=方法の選択、行動の難しさ
と考えましょう。
やったことを記録する
挫折してしまい、自分を責めがちな人は大抵、一度の失敗が許しがたいと考えていることがあります。(←グサッ)
一度でも途切れてしまったらこれまでの積み重ねがリセットされて「完全なるアウト」ととして捉えてしまう傾向があるということです。
こうなったとき、やっぱり自分を責めてしまいたくなるものです。
でも本当は積み上げたものは崩れてなんかないんですよね。
習慣は一度つけてしまえば一日くらい途切れたとしてもなくなるものではありません。
歯磨きや自転車の運転がそうです。
習慣をつけるためにやってきた毎日のお陰で、はじめる前よりも格段にやりやすくなっている、つまり前に進んでいるわけです。
こういう状況を客観的に見つめることができるものが「記録する」という方法です。
さらにこの記録にも方法があって、「何回できたか」を記録するといいそうです。
よくやってしまうのが「継続記録」(←グサッ。。)
これで記録してしまうと
100日連続でできていたことが、仕事の都合などでできなくなってしまったときに、カウントがゼロに戻されたような気がしてがっくりしてしまいます。
「やった回数」なら、「いままでこんなにやってきたんだな」とポジティブに考えることができるからです。
つまり、記録は「これまでやってきた道のり」が振り返られるようにつけることが大切ということです。
(それでいうとnoteは継続記録をつけていますが、自分の過去の記事がどんどんたまっていて、それを見直すことでこれまでやってきた道のりが見えるので大丈夫ですかね。)
もし失敗してしまったときは、これまでの記録を見返して、始める前からの成長を見つめましょう。
一日あたりの回数が同じでも、それをやるための時間が短くなった
こういう点を見つめるようにしましょう。
また、前回紹介したリカバリー回数を数えることも相変わらず有効です。
失敗の数ではなく、失敗を何回乗り越えられたかを記録する箇所をつくっておけば、失敗したときこそ、この回数をカウントできるチャンス!
と捉えることもできるようになります。
〇〇ならこう言ってくれるはず
失敗してしまった時、やさしい声をかけてくれそうな人を思いうかべる方法です。
これは実際にいる人物、例えば母親や恋人、友人 でもいいですし、
自分が飼っている 猫や犬でもありです。
そして、キャラクターでもいいです。
自分を責めそうになったとき、絶対的に優しい声をかえてくれる人を思いうかべ、その人にかわりに慰めてもらうというテクニックです。
失敗を客観的に見つめる
最初の失敗と自分を切り分けると似ていますが
失敗してしまったときに、その原因が何だったのかを見つめるということです。
具体的にはその失敗の原因となる要素を5つ書き出します。
例えば、ダイエットに挑戦している人が、ケーキを食べてしまった場合
原因1:家にケーキがあったこと
原因2:ダイエット中であることを家族に伝えられていなかった
原因3:ケーキが目に入ってしまったこと
原因4:ケーキを食べる時間があったこと
原因5:ケーキのカロリー数に目を通さなかったこと
こうして失敗を整理することで、自分の意思の弱さ
という曖昧な原因に逃げるのではなく、
システムそのもの、方法そのものを改善し、次に活かすことができるようになります。
おわりに
今日は自分で書きながら、なかなか刺さる内容でした。
とくに一回の失敗を完全な失敗と捉えてしまうのは、自分もよくあるなぁと考えていました。
今は早起きが習慣になっているお陰で、別のことで多少失敗してもまったくダメージをうけなくなっていますが、何もポジティブな習慣ができていないときは、一つの失敗をとって自分を責めてしまったり、もうやめよって諦めてしまっていました。
だからこそ、一つでも大事なことを自分で取り組むって決めて、それを習慣にすることは人の性格や生き方そのものを変える力があるんですよね。(キーストーンハビット)
ぼくが将来提供したい価値も、こういう点だったりします。
(2021年に朝勉強を習慣化するためのオンライン塾を開業予定です)
ぼくの塾で一人でも多くの子どもたちが本当の自信を取り戻し、元気に毎日を過ごしてくれるようになってくれたら嬉しいです。
最後は少し宣伝になってしまいましたが、今日もここまで読んで下さってありがとうございました!
そして、毎日 スキ イイね フォロー コメント 本当にありがとうございます。
その一つ一つがありがたいです。
これからもどうぞ宜しくおねがいします。