子どももわかってる【2歳の長女から学んだこと】

おはようございます。”おこめさん”です。

今日は本のアウトプットはお休みして、久しぶりの育児系の話です。

でも結局最後は教育系の話になっちゃう気がしています。

もしよければお付き合いください。

お気に入りのサンダル

最近長女は、歩くとピコピコ音がなるサンダルが大のお気に入りです。

朝保育所に出発する時も、サンダルがはけるのが嬉しいみたいで、

「さ、保育所いこっか」

の声を聞いてからの玄関までの移動が早いのなんの。

玄関までいって、自分でサンダルをはきます(左右逆が多い)

自転車までのほんのわずかな道も、笑顔でピコピコ歩いています。

なんだったら、自転車に乗っている間も足を動かしてピコピコならしています。(足置き?みたいなところで音をならす)

いつもは、自転車から下ろすときにサンダルを脱がせて抱っこで保育所まで連れて行くのですが、昨日はそこで脱ぎたくないといった感じでした。

保育所に入ってからは自分でサンダルをもって、ウロウロしていました。(長男の部屋での準備にも持ってきてます)

長男のお友達や先生たちにもどや顔で見せていました。

しかし、この時のぼくの内心は

保育所に置きたいのー! ってなったらどうしようかな~

でした。(保育所はサンダルダメなんです)

一度、決めたらなかなか折れることのない長女は

特に自分が気に入っているものに対してのこだわりは強く、

絶対置いておきたい!

となったら、大変だろうなと予想されたわけです。

ドキドキしながら、今度は長女の部屋へ

長女は廊下にある下駄箱を見つけると、すぐにかけていきサンダルを自分の場所に置きました。

内心あちゃーです。

ここでぼくは、あらぬことを考えます。

長女とお別れしてからこっそり靴を入れ替えておけば大丈夫かな…

これでいけば確かにサンダルを回収することはできます。

でもすぐに

いやいや!そんなことをしたら悲しむに決まってる!

もうひとりの自分がいいます。

一か八かちゃんと話をしてみよう。

「このサンダルはね、保育所には置いたらあかんみたいやねん。走ってるときにサンダルのビビってとこがはずれてコケたら大変やろ?だから、このサンダルはとおとが持って帰っといていい?」

少し考えた長女は、すっとサンダルをつかんでぼくに渡してくれました。

子どもだからって

ぼくはふとさっき頭に浮かんだ自分の考えの愚かさを嘆きました。

まだわかんないだろうから、ごまかせばいいか

これは子どもを何もわかってないものとして捉えていることなんですよね。

確かにわからないこともあるかもしれない

だけど、はなから何の説明もなく、そういう機会をつくることもなく、大人が勝手に動いてしまうってのは違うんだなって感じました。

そしてちょっとでもそういうことが浮かんだことを反省しました。

学校でも同じ?

先生たちが話し合って決めたことが決定事項としておりてくる

これも今回のこれと似ている部分があるのかもしれません。

生徒に聞いたら、こうなるに決まっている

生徒たちは自分たちの都合のいいように解釈してしまう

伝えることで変に受け取ってしまう子たちがでてきてしまう

これらは確かに先生たちの経験から出てくる的確な予想なのかもしれません。

だけど、ひとりひとりの生徒は違います。

生徒一人ひとりがちゃんと意見を持った人として捉える

そして分別のある人として捉える

ダメなときにはちゃんとダメだと言える生徒もいるはず

こういう視点で考えてみると、学校のあり方も変わってくるかもしれませんね。

ぼくがいた学校ではこうして生徒会が中心となって学校のルールが変わっています。とっても素敵なことだと思います。陰ながらこれからも応援しています。
(ただし、すべてにおいて時間が足りない。これもまた事実。誰かの犠牲の上になりたつものじゃなく、そのあり方が当たり前になるために、先生たちに時間が必要。なんとかしたい。)

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

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