スマホが奪ったもの【親子のコミュニケーションは十分か?自戒を込めて】

おはようございます。”おこめさん”です。

昨日、FP3級の試験を受けてきました。

関西大学での実施だったのですが、びっくりするくらいの人の多さでした。

FP試験を受験される方がこんなにも多いのか、と

これだけの人がお金について学ぼうとしていること自体になんだか嬉しさのようなものを感じました(なんでや)

そして、帰ってきてからの自己採点では

合格ラインを無事超えていました!

合格発表は6月30日とまだまだですが、とりあえず一安心といったところです。

ただ、FPの資格をとる目的は、あくまでも子どもたちに学校では習わないお金の教育を届けるため。FPとして活躍したい、とかではありません。
(見失っちゃダメ)

お金全般について学ぶからこそ、その中の大事なポイントを絞って伝えることができるのだと思います。

ということで、次は9月に行われるFP2級の試験を受験します。

今回のように2、3日の勉強では流石に太刀打ちできなさそうなので、次は本格的に勉強します。そのときにはおはこや1期生も入塾しているころなので、子どもたちに勉強のことを指導しつつ、ぼくもテストに向けて勉強できたらいいかなと思います。

兎にも角にも、応援してくださって皆さん、ありがとうございました!!

ここからはまた おはこや の準備に勤しみます!

さて、本題に今日の本題は「スマホが奪ったもの」です。

とくに、親子のコミュニケーションについて考えてみようと思います。

子育て真っ最中の自分への戒めとしても書いていきます。

おこめさん→教員10年の後、4月から独立、6月からオンライン塾を開校予定。2021年3月末まで半年間の育休取得の2児のパパ。

スマホが奪ったもの

これまでもスマホによる悪影響は何度か取り上げてきました。https://note.com/embed/notes/n39a0171bd771

https://note.com/embed/notes/nf0b222eceda7

https://note.com/embed/notes/nfbac8c49bb23

スマホが奪ったもの、そして一番奪われてはいけないもの、それは親子のコミュニケーションだと思います。

実際どうでしょうか。

スマホがなかったときと今とを比べると、やはり親子のコミュニケーションの時間は減っているのではないでしょうか。

少なくともスマホを眺めている時間は、子どものことを見ていない時間となります。

例えば休みの日のスクリーンタイムを調べたときに、それが5時間なら、5時間は子どものことを見ていない時間があったということです。(もちろん、お昼寝中や寝かした後の時間はいいと思いますが)

そして、スマホを見ながらする会話の割合が多いほど、

子どもにとって親と話すのが「とても好き」「親と一緒にいるのが好きだ」の比率は低く、家族と一緒にいるのが「とても楽しい」とした比率も低めとなる研究結果も見つかりました。

https://www.bcnretail.com/market/detail/20181119_93887.html

そもそもこれを書こうと思ったきっかけは昨日のFP試験の合間にあったお昼休憩でのことです。

きれいな人工芝がしかれた広場でたくさんの子連れの家族が遊んでいました。

その中に、ちょうど歩けるようになったくらいの男の子と手をつないでいるママがいました。

男の子は歩けていること、それ自体にとっても嬉しそうな表情でした。

そして、ママの方を何度も見上げているのです。

でも、ママは気づきません。

もう片方の手で握ったスマホを見ていたから。

この光景をみたとき、ぼくにもこういう瞬間あるんじゃないかなって

すっごく胸が痛くなりました。

子どもはその時、その時の「自分のできる!楽しい!嬉しい!」を身近な人に一番見てほしいものです。

ぼく出来たよ!って言わんばかりの笑顔

だけどそれに気づけない

スマホがあったからです。

確かにスマホは便利な道具です。

ただの道具ではあるのですが、掃除機や洗濯機や食洗機などの道具と違って、スマホ自体が積極的に人の意識の中に入り込んでくるという点で、より質が悪いのです。

通知の音が聞こえただけで、すぐに確認したくなってしまう

頭に浮かんだことを、すぐにスマホで調べたくなってしまう

でもそうしているうちに、子どもが向けてくれていた笑顔はなくなっているかもしれない。

子どもはその時その時を生きているから

そして、そうやって下を向いて過ごしている間に、子どもはどんどん大きくなっていきます。

大きくなった子どもがスマホを手にしたとき、親は子どもを注意します。

「スマホばかり見てちゃだめ」

でも親がスマホに気を取られている姿を見てきた子どもはそれをどう受け止めるでしょうか。

スマホとの付き合い方は大人でもわからなかったりします。

付き合い方を間違えてしまうことは誰にでもあることです
(むしろそのように設計されている)

だけど、大事なことはそういうスマホの特性を知り、スマホとうまく距離をとれるようになること。

大人が手本となってスマホとの上手な付き合い方を見せることで、将来の子どもたちに伝える「スマホばっかり見てちゃだめ」に説得力が生まれるのではないでしょうか。

ぼくもこれを書きながら、自分に言い聞かせています。

そして、今しか見れない子どもの姿をしっかりと刻んでいきます。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

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