おはようございます。”おこめさん”です。
今日のサブタイトル、ちょっと気になりませんか?
世界記憶力グランドマスターって
この称号を日本人初手に入れた方が 池田義博さんという方です。
日本の記憶力選手権でも2019年に優勝されています。
何かを覚えても、すぐに忘れてしまう
こういう悩みって誰にでもありますよね。
今日はその悩みを解決するヒントとなる3つのポイントを池田さんの著書「一度読むだけで忘れない読書術」から紹介していきます!
おこめさん→教員10年の末、独立した2児のパパ。オンライン塾 おはこやを運営中。
目次
人の脳は文字に最適化されていない
人の歴史の中で文字を使いだしたのは5000年前からといいます。
人類の歴史の中で99%は文字がない世界での生活でした。
なので、文字を脳に刻むということに対しては最適化されていないといいます。
原始時代から脳が世界を捉えてきた方法、それはイメージなのです。
だからこそ、記憶にもこのイメージを使うのが効果的だといいます。
そして、あらかじめ脳に備えられている機能ではないからこそ、後天的に学習する必要があるといいます
(覚え方は教わらないことが多い)
そこで記憶に対する効果的な方法がこれから紹介する3つです。
ポイント1 映像化
これはそのままです。
文字を文字のまま認識するのではなく、頭に映像として思い浮かべるというものです。
例えば、
サバンナにいるキリンの親子が高いところにある葉を食べている
という1文を覚えるときに、文章としてではなく、絵でイメージするっていうことです。
このイメージを持つだけで多くの文字、文章をコンパクトかつ印象に残りやすい情報として脳に刻むことができます。
ポイント2 シンボル化
さきほどのキリンやサバンナ、葉のようにすぐにイメージ化しやすいものならいいのですが、
実際にはそれ以外の
愛 とか 平和 とか 進歩 のような抽象的なものを覚える必要もでてきます。
ここで大事になるのがシンボル化という方法です。
愛→ハートマーク
平和→ハト
進歩→サルからヒトにだんだんとかわっていく画像
のように、具体的なモノとして存在しないものでも、それらから連想することと結びつけることで画像化して記憶しやすくすることができます。
ポイント3 図式化
最後に図式化です。
ポイント1、2でイメージできたものなどを矢印や囲いを使って一つの図に落とし込む方法です。
ここまでくれば一つの本を1枚の絵に落とし込んで記憶におさめることができます。
またそれまで学んできた情報と新しく学習した情報をつなぎあわせるためにも必要です。
ここは【再言語化 想起】と近い考え方ですね。
おわりに
ということで今日は忘れないための記憶術に関してでした。
記憶に関してはどの本を読んでも、イメージが大切ということは必ずでてきますね。
だからこそイメージができる力というのはそれだけで様々なところに応用が効く力なのでしょうね。
イメージ力を鍛えるというのも日々の活動の中で意識していきたいものです。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました