おはようございます。”おこめさん”です。
子どもには自分で目標を設定し、それに向かって努力してほしいものです。
でも、「勉強頑張る」って子どもが目標を立てたら
「どう頑張るの?もっと具体的な方がいいよ」
って言いませんか?
でもどう具体的にすればいいのでしょう。
今日はそんな疑問に答える形で 具体的ってどう具体的?
をSMARTゴールを元に解説していきます。
学校では教えてくれない 「目標設定編」です。
参考
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中
目次
目標設定は子どもに任せる?
権威ある学術雑誌である「ネイチャージェネティクス」誌に発表されたダニエル・ポスツマ博士らの発表によると、
子どもの成長を決めるのは49%が遺伝で、51%が環境だそうです。
環境とは、学校だけでなく、もちろん家庭環境や子どもの育て方も含まれています。
そして、子どもの成功と幸せのために最適とされている親のタイプ(育て方のタイプ)も何十年にもわたっておこなわれたあらゆる研究によって証明されているそうです。
それが「民主型」と呼ばれるものです。
自分を厳しく律し、自らに高水準を求める度合い
思い、能力、状況を考慮し、気持ちに寄り添う人間的温かさ
このどちらもが高い親のタイプが民主型と呼ばれるものだそうです。
具体的には以下の特徴があります。
・子どもに求めることを親自らにも要求する
・子どもが主体性を発揮し、自ら決まりを決めて、自らをコントロールし、自ら守るように仕向ける(目標設定の必要性)
・親の意見を言う前にあなたはどう思う?あなたはどうしたい?と子どもの気持ちを聞く
この子育てにおいて重要なのは
自分で目標を設定し、自分で行動し、自分で責任をとる
それらをサポートすることです。
そのためにSMARTゴールを使おうというわけです。
SMARTゴールとは
S:Specific 具体的
M:Measurable 計測可能
A:Actionable 自力で達成可能
R:Realistic 現実的
T:Time limited 時間制限付き
勉強頑張る
↓
次のテストで全教科の合計50点上げる
これが具体的な目標設定です
たまにテストの平均点より10点あげる
という目標をたててしまうことがありますが、これは自力で達成可能か
の部分にひっかかります
自分がいくら努力をしても、学年全員が一斉に努力をすればこの目標は達成不可能です。
目標を決める際は、このSMARTを意識するといいでしょう。
親が見せる それから
このツールに関しても子どもがやりたいって思うことが大事です。
ツールを印刷して、子どもに書かせる
そうではなく、まずは親が自らこのツールを使い目標に向かって努力している姿を見せることから始めます。
自らを律し、失敗に対してどのような思考で乗り越えるのか、子どもは見ています。
その過程と結果を見せることで、子どもに対して説得力が増したり、子どもの関心が増すのです。
子どもが関心を示したら、最初は子どもと一緒にこのツールに沿って目標設定してあげればいいでしょう。
ただし、このときの基準はあくまでも子ども
「あなたはどうしたいの?」
「どうやったらそこに行けると思う?」
この2つの言葉を大事に です。
おこめさんの場合
ということで、ぼく自身もSMARTゴールを使って目標を設定してみました。
こんな形です。
これを印刷してリビングにおきます。
努力する姿を子どもに見せます。
がんばります。
しれっとぼくの夢が書かれています。
見てくれると嬉しいです。
また、この夢に関してはぼくの中にある情熱を120%ぶつけた記事を書きます。
どうぞよろしくおねがいします。
今日もここまで読んで下さってありがとうございます。
そして、毎日 スキ イイネ フォロー 本当にありがとうございます。
あなたがいるから頑張れる。