おはようございます。”おこめさん”です。
昨日は突然のお願いにもかかわらず、共感の声を届けていただき、ありがとうございました。(まだまだ受付しています。ご協力お願いします。)
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さて、今日は3月31日。今年度最後の一日です。
育休も今日で最後です(午後は退職式、午前思いっきり子どもと遊びます)
この半年間を振り返るととってもとっても濃い時間でした。
今のぼくは育休当初には考えもしなかった決断をし、次に進もうとしているからです。
今日はタイトルにあるように、「ぼくがだいすきな先生をやめる理由」についてです。
立場上、学校の先生としての最後の記事です。
もしお時間があれば最後までお付き合い下さい。
おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。2021年4月に独立し、6月にオンライン塾を開校予定。
目次
目次
先生になった理由
ぼくは自分が中学生のときから「先生になる!」と決めていました。
きっかけはテスト前の学習会で友達に数学を教える経験でした。
「ありがとう!めっちゃわかりやすい!」
そう言ってもらえるのが嬉しかったのです。
ぼくが先生になったのは、
教えるのが好き
誰かを笑顔にしたい
子どもが成長するのを見たい
子どもたちの未来のために貢献したい
でした。
今でもこの思いは持ち続けています。
公立の先生をやめても、この思いは変わらずぼくの中にあります。
そして、先生はこれらを満たしてくれるぼくにとって最高の仕事でした。
先生はやりがいのあるとっても大切なお仕事です。
学校の先生をやめる理由
自分の人生をどう生きたいか
そう自分に聞いた時、返ってきた答えは
「成長し続ける」
「自分の思いにまっすぐに」
「誰かのために生きたい」(先生になった理由)
「家族を一番に考えたい」
でした。
この中の常に挑戦、成長し続ける
という部分が、先生を続けるにあたってひっかかりを感じてしまったのです。
確かに先生をやっている間も、常に教授法などについて学び、子どもたちの力をつける授業をこだわってやってきました。(そして、それを評価されることも増えていました)
だけど、このままずっと成長し続けられるかというと、そうではないかも
と思ってしまったのです。
(先生として成長し続けるためには、勤務時間内では限界があり、家族との時間をある程度犠牲にする必要もでてきます。)
お金が安定的にもらえ、将来も安心。
成長しなくても給料がもらえてしまう
そんな環境において、自分が成長し続けられるとも思えなかったのです。
今はできても、体力的にしんどくなる時はいつかきます。
自分がやれる範囲だけ、とりあえず去年と同じようにやっておこう
そうなってしまう自分が見えてしまったのです。
自分が成長、挑戦し続けないと生き残れない環境に身を置くことで、自分にとって満足のいく生き方ができる、そう思ったのです。そんな過酷な環境に挑戦するなら早いほうがいいとも感じました。(委員会や管理職も考えましたが、これも自分にとっては違っていました)
何よりも大事にしたいのは、
「自分の思いにまっすぐ」という自分の名前にそった生き方(ぼくの名前は直也といいます)
やりたいことにまっすぐ向かう
その上で
自分で立ってこそ、子どもたちに本気で語れる言葉がある。
世界を自分の目で見ることで、子どもたちに語れる未来がある。
そうも思ったのです。
これまで人生の選択肢を狭めてしまっていたのは自分自身で、本当は世界はもっと広くて、もっと自由なんですよね。(その分、厳しさもある)
そんなことに気づいてしまったら飛び出さずにはいられませんでした。
そして、これからを生きる子どもたちのことを考えると、今の学校教育と学習塾だけでは十分な選択肢になっていないとも思ったのです。
そんな隙間の部分を支えられるのは、現場を知ったぼくなんじゃないかと。
そんな思いから おはこや を立ち上げることにしました。(やっぱり教育には携わりたい。子どもたちを笑顔にしたい。)
子どもたちにも後悔のない人生を歩んでいってほしい
そのために、人生にはいろんな選択肢があって、いろんな生き方があるってことを知っておいてほしい。(就職が全てじゃない)
かつてのぼくのように頭が固くなり、視野が狭くなってしまう前に。
大事なのはどこにいても自分が成長し続けること
自分で未来を切り開く力がみんなにはある、
そんなことも自分の生き方をもって伝えられたらと思います。
最後に
ぼくをここまで育ててくださった同僚の皆さんに感謝します。
職場では迷惑をかけることもありました。
悩んだり、失敗してしまうこともたくさんありました。
その度に励まされ、一緒に乗り越えてこれました。
途中で投げ出すことなく続けてこられたのは、同僚の皆さんのお陰でした。
育休を決心できたのも、温かい職場環境のお陰でした。
本当に本当にありがとうございました。
これからは大好きな先生という仕事からは離れますが、
子どもたちの未来のために、ぼくはぼく自身が大切だと思う教育をこれからもまっすぐ届け続けます。
おわりに
今日は思いのままを綴ってみました。
決して逃げなどではなく、挑戦です。
そこで見えた景色をいつかまた公教育に還元できたらと思っています。
それまで何年かかるかわかりませんが、自分ができる精一杯をぶつけ、明日から新しい人生を歩んでいきます。
これからも仲良くしてください。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。