こんにちは。”おこめさん”です
現在育休中の5歳長男、1歳長女のパパです。
毎日朝4時に起きて自分への投資をしています。
今日の内容はタイトルにある通り”育休取得にいたった3つの理由”です。
目次
男性の育休取得の現状
男性の育休取得にあたっては、自分の会社でもまだまだ浸透していません。もちろん社会全体にその問題はあると感じています。
男性の育休取得について、政府は2002年から少子化対策として男性の育休所得率に関して目標を定めていながら、どんどんその目標値を先延ばしにしてきた現状があります。ただ、これは国が悪い という問題だけではなく、社会的な風土が問題な気もします。
女性が育休をとることは当たり前になりつつある状況の中で、男性が育休を取得しようとすると、それ相応の理由が求められている気がするのです。
女性は産後1年間のホルモンバランスのこと、体がもとに戻るまでのリハビリ期間などなど、取得することの必要性が理解されつつありますが、男性の場合はそうはいきません。自分が抜けた穴をどうやって埋めるのか、そこの責任さえ取らされそうになることもありました。
このように男性が育休を取得する権利は整っていても、それを会社の制度や周りの空気感が邪魔してくる、というのを肌で感じさせられました。
それでも取得にいたった3つの理由
①自分の子どもに100%力を注ぎ、日々の成長に関わりたい
②一生で最後の育休取得のチャンスをつかむため
③社会の男性の育休取得に関する問題点を少しでも改善させたい
①自分の子どもに100%力を注ぎ、
日々の成長に関わりたい
これは言わずもがなです。育休に入る前も土日は極力家族第一。できる限り家族の時間を確保し、子どもたちと遊んだり、一緒にお出かけをしたり。そんな生活を送っていました。それでも平日はなかなか厳しいものがありました。
朝も朝食とお弁当を作り、一緒に食べたらすぐ出勤。
帰ってからは一緒にお風呂に入ることもできず、30分くらい遊んだらお休み。
そんな生活では子どもの成長にすぐ気づくこともなかなかできず、もどかしい日々でした。
育休に入ってからは、毎日の長男の送り迎え、家での会話、絵本の読み聞かせ、たたかいごっこ…そんな生活の中で長男の成長を毎日目の当たりにしています。長女は一日一緒にいるので、当然ですよね。成長を感じない日がありません。子どもが夢中になっていることを時間の制限なしに見守ることができるのも幸せに感じる瞬間です。
②一生で最後の育休取得のチャンスをつかむため
長男が生まれたときはぼくもまだまだ育休に関しての関心もなく、0歳クラスから保育所に預けていました。ただ、物心つく前とはいえ、わけもわからず預けられた長男は毎日泣いていました。それでも心を鬼にして毎日職場に向かっていました。そんな中だんだん育休に対しての関心が高まっていきました。
念願の長女が生まれてからは一層育休を取得したいと思うようになっていました。もちろん、乳幼児の教育にはたくさんの大人が関わることの大切さはわかっています。だけど、できれば自分の手で面倒をしっかりみたい、そう思うようにもなっていたのです。夫婦共、三人目は考えていないということも人生において最後のチャンスということにつながっています。
③社会の男性の育休取得に関する問題点を少しでも
改善させたい
これに関しては自分一人の力ですべてを変えるなんて大それたことではありません。
だけど、少しでも改善するための一歩になれば、そんな思いは確かにありました。このブログで思いをつづるようになったのも、この③の目的があったからです。
うちの職場ではよく「お客様のため」という魔法の言葉があります。「お客様のため」なら頑張って当たり前 そんな風潮です。だけどそうやってその人自身の家庭をないがしろにしてしまっていた先輩も多くいました。そんな現場です。なかなか男性の育休取得に関しては進んでいません。
どこも同じと思いますが、取得に際しては周りの目や仕事への影響、さまざまな部分で迷惑をかけてしまうことに戸惑い、育休取得を断念される先輩方もいたと思います。
制度としては取得できるけど、取得しにくい、という感覚は誰もが持ちます。だけど取得が進まないと、取得したことによる現場での問題点も浮き彫りになりにくく、上も問題がないから対策を後回しにする、ということが続いてきたんだと感じます。
なので、勇気をもってまずは取得してみる。これを念頭におきました。
取得に際して、タイミングは関係ないのです。制度は整っているので、家族のため、将来のため、自分の後悔のない選択をすればいいと思います。
最後に今の職場だから決断できた部分は大きいです。暖かい職場の同僚には感謝しきれません。
今日のこの投稿で、現在育休取得を迷っている人の背中を少しでも押せれば幸いです。