おはようございます。おこめさんです。
今日はタイトルそのまま、育児に関する知識についてです。
普段は参考文献を明らかにして書いていくのですが、今日の参考は
文献ではなくVoicyです。https://voicy.jp/embed/channel/2178/214840
野口嘉則さんという心理カウンセラーの方が育児に関する発信をされている会がありまして、この内容が本当に共感しかなくて
今日はこの会の中から、育児中のママ、パパが知っておくべき大事な知識をお届けします。
学校では教わらない「母性について」編です。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、オンライン塾を運営。子ども~大人までを対象としたライフビジョンコーチとしても活動。半年の育休を取得した2児のパパ。
目次
目次
- 母性神話について
- 時間じゃなくて、濃さが大事?
- 愛情ホルモン オキシトシン
- つまり結論は
母性神話について
この会では、主に母性神話についてお話をされています。
ここでいう神話とは、十分な根拠もないのに、長い間人々の間で信じ込まれてきたお話という意味で使われています。
つまり母性について、根拠もないのに、次のように考えている人が多いということです。
母性は「母親になると自然と女性の中にわいてくるもの」
母性は「男性よりも女性の方が持ちやすいもの」
そして、その母性が自然と出てくる女性の方が子育てに向いているよね
子育てを頑張るのは女性の役目だよね
ということにつながります。
これが間違った認識であるということなんです。
どう間違っているかというと
「母性とは女性だけのものではなく、性別に関係なく潜在的に備わっているもの」
「母性は子どもと触れ合う時間に応じて開発されて出てくるもの」
「母性は本能的に発揮されるものではない」
これらのことが研究でわかってきているそうです。
母性がある母親が子育てを担うべきだ
とか
母性がある母親の方が寄り添う育児にあっている
みたいな感覚は、すでに古い感覚で全く間違っているということなんですね
時間じゃなくて、濃さが大事?
この話を受けて、よく育児に対する感覚として、
触れ合う時間ではなくて濃さを大切にする
そんな意見があったりします。
もちろん、仕事の都合でどうしても育児の時間が確保できない場合もあるかと思います。
しかし、上記のようなことを仕事をする言い訳?のようにして、
家庭を顧みずに仕事だけをする、そんなお父さんも日本にはまだまだ多いと思います。
それについては、やっぱりある程度の育児に関わる時間が大切ということがこの話から見えてきます。
つまり、子どもと接する時間の長さに応じて、パパの中の母性が開発されてくるので、仕事ばかりしていて、接する「時間」を確保しないままでいてしまうと、子どもに対する母性がわかないまま、パパをすることになります。
そうすると、どんどん夫婦間の子育てに対する思いがずれてきてしまう
ということにつながるのです。
母性がたくさん開発された母親と、そうでない父親
その間には肉親とはいえ、分泌されているホルモンバランス的にも大きな差がついてしまう ということになるのです。
愛情ホルモン オキシトシン
これは母性の発揮を促すものなんですが、
これも子どもとのスキンシップの時間に応じて分泌されることがわかっています。
スキンシップとは、例えば抱っこをするとか、おむつを変えるとか、寝かしつけとか、子どもを膝にのせて絵本を読むとか
そういったことです。
オキシトシンが分泌されることで母性がどんどん開発されるってことなんですね。
つまり結論は
子育てに関しては、
「夫婦ともにたくさんの時間をかけて関わっていくのが大切」
ということです。
もちろん育児の質も大事だけれど、
それは時間を犠牲にする言い訳にしてはいけないし
母性神話に流されて、女性に育児を押し付けてしまうのは全く間違っているということです。
夫婦ともに働いているのに、女性の方が育児の責任を感じてしまうのは
このような開発された母性の差が大きく関係してくるのです。
パパだって、同じくらい母性があれば、
子育てに対して、その子やその子の将来に対しての責任を感じられるはずです。(母性ではなく理性で責任を持つことは可能ではありますが、それでもなんだか夫婦間で差を感じるというのは、このような違いがあるのですね)
ぼくがなんとなく感じていたことを、専門家にこうして言われることはなんだか嬉しくて
今日は記事にしてみました。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
ブログ こめたか
オンライン塾 おはこや(学校では教わらないこと 哲学対話 学習計画立案サポート)
コーチング(習慣化サポート、問題解決支援、進路指導など)