おはようございます。”おこめさん”です。
十月十日、おなかの中のあかちゃんと対話をつづけてきたママと、その子がうまれてからはじめて顔を合わせるパパとではどうしても、子育てについてのスタートラインが違ってきてしまいます。
そして出産とともにあけられたその差にパパは戸惑います。(ぼくがそうでした)
でも、大丈夫です。パパも育児や出産前後のママや赤ちゃんのことに事前について、しっかりと勉強しておけば、その経験の部分の差を埋めることができます。
今日はそんな新米パパ(出産をひかえたパパ)に向けて記事をまとめていこうと思います。
目次
ママの心の変化
https://www.kireilife.net/contents/kyushuouen/hotinfo/53-23.html
産後は緊張が続いたり、涙がでてくるなど、心が不安定な状態になります。どんなママでも(←ここ重要です)
産前、どれだけバリバリに働いていたような人でも(ぼくの奥さんもそんな人でした)、この状態は起こりうると思っておきましょう。
長男の産後、ぼくの実家で日中一人で子どもと過ごしている中、
―――涙がかってにでてきた―――
そんなことをぽつりとぼくに話してくれました。
ぼくはできるだけ寄り添おうとしていたつもりでしたが、まだまだだと反省しました。
このような心の不安定さは、その人の心の弱さなどでは決してありません。
これは妊娠中に赤ちゃんを育てる体になるために増加した女性ホルモンが産後に低下していくことでおこることで子どもを育てるママにとって大切なことです。
ホルモンのはたらきを自分の気持ち次第でどうこうできるほど、人は強くないです。
例えば、
飼い主とイヌがふれあうと幸せな気分になります。これはオキシトシンというホルモンが分泌されるからで、逆に幸せにならないでおこうとしても無理なんです。
このように幸せ感や不安感のように目に見えない部分に影響を及ぼすのがホルモンで、そのバランスが急激に変化する産後のママはどうしても心のバランスがとりづらくなります。
まずこのことを知っているか知らないかでママに対する一言一言、パパとしての立ち振る舞いを考えるきっかけになります。
ママの体の変化
産前産後は里帰りする、日本には昔からこの風習がありました。
これはすごく理にかなっているようです。
産後、ママの体は上記のホルモンのバランスが崩れることと同時に、元の体に戻ろうとするはたらきもあります。
その際に、関節の痛みがひどくなったり、抜け毛がひどくなったり、体重が増えていったり、さまざまな変化が訪れます。
とくに家事全般に関して、無理をさせないような環境づくりが大切です。
そこで里帰りがたいせつになっていたんですね。
おこめ家では長女の出産のときは里帰りせずに、自宅ですごしていたのですが、食事はデリバリーを頼んでいました。このように外部で頼れるものはどんどん頼っていくこともパパが率先してすすめましょう。(うちの場合はママが調べていました…。。)
また体形についても、パパとしてはテレビに出てくるような産後にもきれいな体を維持するモデルさんのようになって戻ってほしくて(?)その体重の変化などを指摘してしまうことがあるかもしれません。
だけど、これも本人の気持ち以外のようそが関わっていることを忘れてはいけません。
産後1年、2年たって少しずつリハビリのように、元の体に戻せるようにパパも一緒になって頑張っていけばいいと思います。
ぼくも、産後1年数カ月たって、育休中にママと一緒にトレーニングをはじめるようにしました。今では長女も一緒になって体を動かすようになりました。二人で体重の結果などを伝えあって刺激しあうこともいいかもしれません。
だけど、大切なことは産後、パパの思いだけでトレーニングを勧めたりせず、落ち着いてからゆっくりと、いっしょになって始めるということだと思います。
産後すぐの赤ちゃんは
身長も体重もぐんぐん伸びます。
たった、一カ月で自分の身長を8%近く、体重を25%も増やしています。
これって170センチ、60キロの大人が一カ月に13センチ、15キロも増やしていることになります。
たった一カ月で、です。これくらい赤ちゃんにとって最初の数カ月の成長ってすごいスピードなんです。
そのために赤ちゃんがしていることはたくさんありますが、一番は睡眠です。
毎日だいたい16~20時間、昼夜問わずに寝ます。しかもそのサイクルも不定期です。そもそも赤ちゃんにとって継続して長く寝るっていう体力もないのです。
そんな赤ちゃんに付き添うママの心労はどれほどでしょうか。
絶対に仕事で疲れているなんてことを言い訳に、家でのフォローを忘れてはいけません。
また赤ちゃんはミルクをのむことも頑張ります。
おこめ家では長男のときは完全母乳でしたが、長女の際は夜間に関してはミルクを使いました。これは母親と赤ちゃんとのコミュニケーションの一種にもなりますが、パパもコミュニケーションとりたいですしね!
まとめ
そんなママと赤ちゃんは産後、ともに大きな体の変化、心の変化にさらされ続けます。
それを支えるのがパパなんです。
めちゃくちゃ大切なポジションです。
常にどっしり構え、常に支え、さまざまなところに目を配り動く。
万能感が求められます。
ぼくもそうでしたが、たいていは生まれてから急なことでパパもあたふた、
サポートもうまくいかない そんな状態になりがちです。
そうならないためにも、しっかりとパパも勉強して
最強のサポート戦士になっておきましょう。
ここまで読んでくださってありがとうございます。
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よろしくお願いします。
※今回パパはサポート、フォローという形で書きましたが、もちろん子育ては二人でするもので、ママがメインで頑張る形がベストとは思っていません。ただ、今の日本の働き方上、どうしてもパパは産後もはたらくことが多くなり、ママが家で子育て、パパが仕事という形が多いのです。なので、仕事をしないといけないパパに向けて、サポート・フォローという言葉を使っています。