地球に住めなくなる【そんな馬鹿な。。えっホントなの?】

おはようございます。”おこめさん”です。

いきなりショッキングなタイトルから始まりました。

今日のテーマはずばり環境問題です。

それもかなり踏み込んだもの

久しぶりにお送りします、学校では教えてくれない「本当にやばい環境問題」です。

参考

※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。2021年4月に独立し、オンライン塾を開校予定。

地球がやばいらしい

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最近、毎年のように 大雨や洪水、台風、過去の記録を更新する災害を日本を襲っています。

海外に目を向けると、アメリカでも同じようなことがおきており、過去最大規模の山火事、ハリケーンが各地を襲っています。(50万年に一度と言われる雨量)

本書にのっていた具体例をいくつかあげると

2016年にメリーランド州では1000年に一度の洪水に見舞われたが、2年後には再び洪水で壊滅的な被害を受けている。

2017年には大西洋上に発生したハリケーンの影響で南アジアで450万人が家を失った。

2018年夏にはわずか一週間の間に世界各地が記録的な熱波にやられた。オマーンでは日中気温が49℃を記録し、夜になっても42℃より下がらなかった。
カナダではこの熱波によって54人が死亡している。
アメリカでは100か所で大きな山火事が発生、カリフォルニアでは1日で約16平方キロメートルに広がる被害、コロラド州では90メートルまで吹き上がる炎が一帯を飲み込み、ファイヤーツナミという呼び名ができた。

日本では2018年7月の西日本豪雨で120万人に避難勧告、
9月に発生した台風22号では中国本土でも245万人が避難している。

2018年8月インドでは100年ぶりという大洪水が起きた。
10月に太平洋で発生したハリケーンはイースト島を消滅させた。

これらはたまたまではなく、必然である、

それが本書の結論です。

これらすべては温暖化の影響の一つであると。

温暖化がすすむことによって、10年に一度の災害が毎年訪れるようになり、過去類を見ない災害がどんどんやってくるというのです。

過去類を見ない災害が毎年くることによって、どんどん記録が塗り替えられていく未来がきてしまうといいます。

予想される未来

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いやいや、地球の平均気温が1度や2度あがることは大した影響ないだろう、そう思っている方多いと思います(ぼくもその一人でした)

ところが、そんな甘いものじゃなかったのです。

以下に気温上昇による影響をいくつか紹介します。

2度上昇
・地表部を覆う氷床の消失が始まる
・4億人が水不足に見舞われる
・赤道帯に位置する大都市は居住に適さなくなる。
・北半球でも夏の熱波で数千人単位の死者が出る。
・インドでは熱波の発生率が32倍になり、熱波が続く期間も5倍に伸びて、影響を受ける人の数が93倍に増える。
1.5度の上昇か2度の上昇かで大気汚染による死者が1億5000万人変わるという研究もある

3度上昇
・南ヨーロッパでは干ばつが慢性化し、中央アメリカ、カリブ海では平均1年7ヶ続く。アフリカ北部では5年続く。
・森林火災で消失する面積は地中海で2倍、アメリカで6倍以上。

4度上昇
・デング熱感染者がラテンアメリカだけで800万人になる。
・地球規模の食糧危機が毎年おこる。
・酷暑関連の死者が全体の9%以上をしめるようになる
・河川の氾濫被害がインドで20倍、バングラディシュで30倍、イギリスで60倍に増える。
・複数の気象災害が1か所で同時発生することが増え、損害は世界全体で600兆$に達する。(世界に存在する富の2倍以上。)これによって紛争や戦争も倍増する。
・アフリカ大陸、オーストラリアとアメリカ、南米のパタゴニアより北、アジアのシベリアより南は高温と砂漠化、洪水で住めなくなる

その他起こりうる影響
・海水温の上昇による、無酸素化した場所「デッドゾーン」が増え、海洋生物の激減する。
・大気汚染による生命の危機。二酸化炭素濃度の上昇、干ばつによる砂塵汚染などによる健康被害の増加。死者の拡大(現在も大気汚染によって亡くなる方は1日につき1万人以上)
・グローバル化する感染症。温暖化による感染地域の拡大。今は存在しない感染症の蔓延(この本は2019年に発行されたものでコロナ以前)
・国家間紛争の増加、個人での犯罪率の増加(気温上昇、大気汚染、食糧、水不足、さまざまな要因が結びついた結果)
・大量の難民。住むことに適さなくなる地域が世界各所で誕生し、そこに住んでいた人々が難民となり、住める地域に移住を始める。(食料がとれない、熱波の影響、海水面の上昇による物理的制限など)

温度変化の過去未来

過去130年を見ると、世界の平均気温は工業化以前より1.0度上昇したといわれています。
このままのペースで二酸化炭素が排出され続けた場合、2030年~2052年の間に1.5度2100年には4度程度まで上昇するシナリオが現実的となることもわかってきました。

今すぐに二酸化炭素の排出をとめた場合、この上昇幅は100年後に2度にまで抑えることができます。

それでも2度は上昇してしまうんです。

これが今の世界の研究者たちによる真っ直ぐな予測です。

おわりに

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2100年といえば、今年うまれた赤ちゃんの半分以上が生きている世の中です(LIFE SPAN)

つまり、今子育て世代の我々こそ、本気でここに意識を向ける必要があるということです。(子どもたちの未来のため)

なんとなく遠い国のこと、遠い未来のこと

ではなく、現実としてまずは受け止める必要があるのだと思います。

一人ひとりの力は本当に僅かですが、それでもみんながここに意識を向けることにまずは意味があるのだと思います。

明日は、この環境問題に対して世界が今どういう対策を講じようとしているのか、温室効果ガスが増える原因って何なのか(そこから見える一人ひとりができること)について

まとめていこうと思います。

興味がある方は是非明日も見に来て下さい。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

またいつも スキ いいね フォロー ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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