おはようございます。”おこめさん”です。
投資って聞くと、なんだか怖そう‥
そんなイメージありませんか?
ぼくも、つい半年前まではそういう感覚でした。
知らないことに対しては誰しもマイナスな感情を抱くものです
ですが、これからの時代はますます投資は必要になってきます。
麻生さんも「2000万円問題」のとき、本当はこれが言いたかったんですよね。
国だけでは厳しいから、なんとかそれに向けて備えておいてくださいと
そのために、国としても効果的な投資商品作っているので、どんどん使ってねと(NISA、積立NISA、ジュニアNISA、IDeco)
ぼくも去年の途中から投資の勉強を少しして、さっそく積立NISA、ETF、REITを始めた人です。(今はジュニアNISAの準備)
ということで、今日は
子供と一緒に考える、投資の話です。
学校では教えてくれないシリーズ「投資編」です。
参考
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中
目次
投資って何?
まず、ここですよね。
投資とは、主に経済において、将来的に資本(生産能力)を増加させるために、現在の資本を投じる活動を指す(現代において、生産能力の増加しない商業活動はこれに含まない)。広義では、自己研鑽や人間関係においても使われる語である。
つまり、お金に働いてもらって増えてもらうこと です。
広い意味では銀行口座に貯金してこくことも運用の一種ですが、金利が非常に低い今では、預金していてもお金はほとんど増えません。
このお金の預け先を銀行ではなく、よりよりリターン(利回り)が期待できる投資先を選び、お金に働いてもらって少しずつ増えていくようにしましょう
というのが投資の基本的な考え方です。
このときにどうしても頭をよぎるのが、
投資に失敗したら取り返しのつかないことになる‥
だと思います。
いわゆる大金を投資に注ぎ込んでしまって失敗する
こんなイメージがあって、怖いという印象になっているのだと思います。
そもそも自分の財産のほとんどを投資にあてるという考え方自体がリスクがあることです。
投資にまわすお金について、筆者は3つの袋の話をするそうです。
1つ目「使う袋」
「生活費用の口座」のことで、毎月のやりくりや急なご祝儀などの突発的な支出にも堪えうるお金を入れる袋です
2つ目「貯める袋」
「生活防衛資金の口座」のことで、万が一失職したり、病気で働けないといった事態にも対応できるような手取り月収6ヶ月分程度入れておく袋です。
3つ目「増やす袋」
「余剰資金用の口座」のことで、投資にあてても生活に影響を及ぼさないお金を入れる袋です。
このうち、使う袋と貯める袋をあわせた
7.5ヶ月分の貯金+近いうちに必要な金額
がたまっており、なおかつ余剰資金がある場合、投資にまわせば問題ないといいます。
リスクとは何か
では次に投資を始めるにあたって大事なこと、
リスクについてです。
リスク=危険性
って思っている人が多いと思いますが
金融の世界では
リスク=不確実性
という意味で使われます。
つまり、リスクが高い=危険性が高い
ではなく
リスクが高い=不確実性が高い
儲かる可能性も高いが、損する可能性も高いという意味です。
よく投資に対して怖いという印象をもってしまうのは
このリスクが高い商品を買うことへのイメージなのだと思います。
リスクが高いもの(株式、FX、不動産投資など)
リスクが低いもの(積立の投資信託、国債など)
つまり、このリスクが低いものを選べば、大勝ちすることもないけど、大損することもない。じわじわと資産が増えていくという状況を作ることができるわけです。(なぜ増えるのかは後に説明します)
3つのキーワード
失敗しないための投資の3つのキーワードです。
それは「分散」「積立」「長期」です。
1つ目「分散」
これはアメリカのことわざにある
「すべてのタマゴを一つのかごに入れるな」
という言葉に表されています。
同じかごにすべてのタマゴをいれておくと、落としたときにすべてダメになってしまうことから、投資の世界では「一つにすべてを賭けるな」という意味で使われるそうです。
つまり分散投資をしなさいということです。
例えば、一つの会社の株式に投資した場合、その会社が仮に不祥事などで経営危機に陥るようなことがあると、株価も暴落するという最悪な展開も考えられます。
そこで一つではなく、分散しましょうというわけですね。
2つ目「積立」
これは毎月、同じ金額を同じ投資信託を買うためにあてていくというものです。
(※投資信託=お金をプロにあずけて、それをさまざまな株や債券などで運用し、成果に応じた収益を返してくれる商品のこと。)
例えば毎月1万円と一度決めたら、毎月自動的に1万円分の同じ投資信託の商品を買います。
値下がりしたときもあれば値上がりするときもある。
それらを長い時間をかけて分散していくという形をとれるのです。
いわゆる安い時に買って、高い時に売る という考え方ではないのです。
3つ目「長期」
短期で結果をもとめるとどうしてもリスクの高いものにかける必要がでてきます。
その結果、失敗してしまう人があとを絶たないといいます。
プロでも「9割の敗者と1割の勝者」に分かれるそうです。
そこで、時間を味方につけて、高いときも安いときも決めたお金を毎月同じ投資信託にまわす。
長い時間をかけてじっくりと増やしていくのです。
ただし、リスクが低い=不確実性が低い
つまり
ずっと延び続ける保証はないじゃないか!
って声が聞こえてきそうですが、長い目で見るとそうでもないことがわかっています。
投資の世界では、大前提として「市場は成長していくものだ」と考えます。
過去の歴史を振り返ると、たしかに何度か大恐慌や大暴落に見舞われていますが、やがて世界経済は勢いを取り戻し、市場も成長していきます。
この成長を支えているのは人口の増加です。
基本的に人口が増えるとその国の国内総生産(GDP)は増えていき、市場も成長することは過去の歴史が証明しています。
今の世界人口は約77億人ですが、2050年には100億人近くに達するといわれています。
つまりこれからも経済は世界的に見れば成長を続けていくというわけです。
これによって長期で投資を続けていくことによって、よりリスクを抑えてお金に働かせることができるということです。
(短期的には損をする時期もありますが、そのときにお金に替えずにそのまま預けておけばいずれまた増えていくということ)
やらないリスクもある
ここまで投資をするという視点で書いてきましたが、実は
投資をしない
という視点にたってもリスクはあるということを知っておいた方がいいと思います。
つまり貯金だけをしておくことのリスクです。
まず今は史上初といっていいほどの超低金利時代。
10万円預けていても増えるお金は微々たるもの。(かなり高い金利で0.1%=一年で100円)
それでも元本割れしないことで安心する人が多いとは思います(10万円が9万円になったりしない)
でも実はそうでもないのです。
今の日本はデフレと呼ばれる状況にあります。
ものの価値が低いというあれです。
しかし、いつかはこのデフレも終わり、インフレに突入します。
ものの価値が上がってきます。
すると、同じ10万円でも、そのお金の価値はどうなっていくでしょう。
デフレ中 10万円でうまい棒 10000本
インフレ中 10万円でうまい棒 100本
極端な話こうなるというわけです。
確かに銀行に預けているお金は増えてもいないが減ってもいません。
だけどお金そのものの価値は減ってしまっているのです。
これからはインフレに対するリスクもあるということ、そして投資によってお金を働かせないリスクもあるということを知っておく必要があるわけですね。
おわりに
ということで、今日は投資していった方がいいよねって
形でおわりにします。
どんな商品がいいのか、どうやって選べば良いのか
これについてはさまざまあると思うので、ここでは触れないでおきます。
いろんな本やYouTubeの動画ではほとんど同じような結論にいきつくと思うので、興味を持った方は一度調べてみてください。
(ちなみにぼくは中田さんや両学長のYouTubeでお金の勉強をしました。)
金融教育はこれからの時代には必須の知識、知恵になると思います。
ぼくも自分の子どもには10歳ごろから少しずつこの話をしていこうかと思います(100円からでも投資はできます)
今年開校予定の塾でももちろん扱おうと思います
今日もここまで読んで下さってありがとうございました。
そして、いつも イイね スキ コメント フォロー ありがとうございます!
本当に力になります。
これからもどうぞよろしくおねがいします。