おはようございます。”おこめさん”です。
新年度が始まり、時間に追われる日々を過ごされている人も多いのではないでしょうか。
今日はそんな方におくるタイムリーな内容、時間のつくり方についてです。
そもそも全員に与えられた時間は平等に24時間です。
時間をつくるには、いかにその24時間の中から必要でないものを削れるかが鍵になります。
また、中高生となると、今やスマホとの付き合い方は生きる上で必須のスキルともいえます。スマホによって大切な時間が奪われてしまわないように正しい付き合い方についても知っておく必要があります。
ということで今日は学校では教えてくれない「時間のつくり方~上手なスマホとの付き合い方~」編です。
もしよければ、最後までお付き合いください。
参考
おこめさん→教員10年の後、4月から独立、6月からオンライン塾を開校予定。2021年3月末まで半年間の育休取得の2児のパパ。
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
目次
意思でなんとかする
まず時間をつくると聞くと、多くの人が意思の力や生産性をあげてなんとかしようとします。
しかし、結局はいつの間にかスマホの誘惑に負けてしまい、いつものように時間を奪われてしまいます。
次こそは!と決心しても同じです。(そもそも平均的なモバイルユーザーがスマホを触る平均回数は2617回)
なぜならスマホによる誘惑は人間が意思の力で抗えるほどやわなものではないからです。(著者はGmailとYouTubeの開発に携わっているすごい人)
あの手この手で人の時間を奪うための仕組みをつくり、常に魅力的に近づいてくる、それがスマホの誘惑です。
そうして、気づけば目の前のものに反応し時間を使ってしまっている。
受信したメールに、際限なく更新されるネット上のコンテンツ。
家族との時間、自分の時間がどんどんなくなっていく。
そんな状態がほとんどだと思います。
本著には次のような言葉が紹介されていました。
人に「本能」がある限り、無限の泉には勝てない
※無限の泉とはコンテンツがたえず補充されるもの
ぼくもその通りだと思います。
大事なのは意思の力ではなく仕組みや習慣です。
習慣を変える
つい無意識のうちにやってしまっている習慣を変えるのが重要です。
〇〇したらスマホをチェック
〇〇するときにはスマホを見ながら
多くの人にはこれらの習慣が自然とついてしまっている事が多いです。
まずはこの習慣を変えることから始めます。
今ある習慣をやめるには、
①ついやってしまう行動をとりにくい状態をつくる
②その行動の代わりに別の行動をとる(別の行動をとりやすくする)
③やめたい理由やメリットを明確にし、見える位置に張り出す(やめないとこうなってしまうという訴求もあり)
などがあります。
この中でも①は無意識の行動を変えるという意味で最も手軽に取り入れられることです。
ここからは、この①に関して著者が見つけ出した具体的な方法をスマホにしぼって紹介していきます。
スマホの当たり前を変える
スマホの設定や置き場所などを変えるということです。
具体的な方法は次の通り。
▼デバイスを遠ざける
・家にいる間のスマホの位置はスマホボックスの中とする。さらにそのボックスを高いところに置いておく。
(取り出すのがいちいちめんどくさくする)
・充電スポットはリビングなどの限られた場所のみにする
・寝室には持ち込まない
などなど、とにかくスマホ自体を物理的に遠ざける方法です。
▼ホーム画面を空にする
・ロックを解除したときに目に入ってくるホーム画面を空(から)にする
これはアプリを使うために少なくともワンスライドしないといけない状態を作りアプリを使いずらくするという方法です。
▼ログアウトする
・SNSを利用し終わったときは、一回一回ログアウトする習慣をつける
このときパスワードはその都度手入力するようにすると効果大
(使うのに手間がかかる)
▼通知をオフにする
・スマホのメイン画面に通知がでないように設定する
これにより、アプリを立ち上げるまで通知が気にならなくなる
▼アプリを消す
これは上級編です。(ぼくはここまでできないですが一応紹介までに)
・Twitter、Instagram、FacebookなどのSNSアプリ、GoogleChromeなどのブラウザを消します。
とにかくSNS自体にアクセスするのをさいこうに面倒にします
無限の泉から遠ざかる
▼まとめて巡回する
なんとなく巡回をやめるということです。
朝起きてまずSNS巡回。時間ができたからSNS巡回。寝る前にSNS巡回。と触っている人は多いハズ(ぼくもです)
このとき巡回を都度行うのではなく、時間を決めてやるというのが大事だそうです。
毎日お昼休憩の間にまとめて巡回する、と決めるなどです。
▼メール、ラインはまとめてチェック
これも上記と近いですが、メールやラインについてもすぐに返信しきらなくていいといいます。(仕事の大事なものは除く)
そもそも日中は仕事に追われていることは理解できるし、休日であっても大事な用事を済ませていることだってある。
すぐに返信がないと怒るということ自体が相手に対しての配慮に欠けていることで、自分の中の当たり前を変えてやることで、すぐに返信をしないといけない、という考えから逃れることができます。
▼事件を放っておく
たえず世界中でおきるニュースの一つ一つは実は自分には対してほとんど影響がありません。
今目の前に飛び込んできたニュースは一体自分の人生にどう影響を及ぼすだろうか、そう問いかけると自然と常に最新のニュースすべてをしっておく必要がないと気づくはずです。
それでも仕事上、ある程度知っておくことは必要だとも思います。そこで著者がすすめている方法は、週に一回、自分にとって大事だと思えるトピックにしぼってニュースを見るという方法。
経済、医療、教育 のようにしぼって一週間分のニュースをまとめ読みするということです。
大抵の情報はこれだけで補えると。
また、そもそも緊急で大事な話題は放っておいても耳に入ってくるといいます。
▼YouTubeはご褒美に
時間ができたからなんとなくYouTubeを開いてみるか、というのがまさしく無限の泉に入ってしまうきっかけになります。
これも何かをやり終えたときに30分だけ のようにご褒美的に使うことが薦められています。
どうしても開いてしまう場合は、すべてを「後で見る」に入れておいて、ご褒美タイムにまとめて見ていくという使い方がいいでしょう。
おわりに
今日は時間のつくり方について紹介しました。
現代において、スマホとの付き合い方は必須の知識です。
まずは大人から、自分のスマホの使い方を見直していく必要性を感じます。
(ぼくも意識します!)
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
また、いつも スキ イイネ コメント ありがとうございます。
これからもどうぞよろしくお願いします。