おはようございます。”おこめさん”です。
起業ってどうしたらいいのかわからない
ハードルも高そう
って思っている方も多いハズ。
そう思うのも当たり前ですよね。習っていないんですから。
でも人生にそういう選択肢があるってきちんと知っておくことだけでも大きな意味があると思います。
会社が嫌で嫌でたまらなくなったら、再就職でなく自分で仕事を作ることだってできるんです。
今日はそんな方に向けた内容です。
おこめさん→育休中2児のパパ。教員10年目。2022年オンライン塾開業予定。詳しくはプロフィールへ。
目次
仕事の作り方
起業の第一歩は社会に目を向ける。そして、
①誰が何に困っているかを考えることです。
仕事って最終、ここに行き着くんですよね。
町のスーパーまで遠いなぁ
↓
コンビニ、バス・タクシー、移動販売車
家にあるいらないもの、処分するの大変だなぁ
↓
リサイクルショップ、メルカリ
常に、世界の仕事は誰かの悩みを解決するところからきています。
つまり、仕事を作るって誰かの悩みを考えてそれを解決するにはどうしたらいいか これを考えることなんです。
人のためを思って…
って聞くと、日本では「偽善者!」とか「そんないい人ぶってどうしたいの?」って悲しい発言が飛んできたりしますが、実はそれこそがビジネスをする上で最も大切なことなんです。
②自分がその悩みをどう解決できるか考える
さっきの例だと、一つの悩みに対していくつかのアプローチがあることがわかったと思います。
町のスーパーまで遠いなぁ
A、コンビニ→そもそも近くに簡易なスーパー作っちゃえ
B、バス、タクシー→遠くまで人を運べる移動手段
C、移動販売車→家までお届け
というように、悩みの解決策っていくつかあるんですよね。
そして、そこに需要の差がうまれます。
Aのコンビニでは結局品揃えの問題でニーズを満たせていないこともあります。
BとCが残ります。
このうち、Bのバス・タクシーは自分がその場に行ってものを選べる、というメリットがあるけど、その分移動にお金や時間がかかる、というデメリットもある
Cの移動販売車は品揃えはスーパーよりおとる(デメリット)けど、自分であらかじめ欲しい物を伝えておけたり、家まで持ってきてくれることで移動の時間、お金がかからないという点がメリット
このように、一つの悩みに対して解決する方法はいくつかあるわけです。
③自分が提供できる価値を見つめる
②で見つけた解決策に対して、自分がどの解決策をとるのか選んでいく必要があります。
そのためにも、
自分が何を大事にしていて
何をスキで、何が得意なのか
これを整理する必要がでてきます。
よくいう自己分析は企業に入るため、いかに企業理念などにからめるかなどを考えがちですが、仕事をつくるとなると、解決方法を選ぶために必要になってくるのです。
そして、多くの中学生はこの自己分析が苦手です。
自分には何もない…
ってむしろ落ち込んでしまうほどです。
これは
〇〇できる!
とかが言えないという話で
〇〇がスキ!〇〇しているときが楽しい!
というのは誰しもあるわけで、一緒に自己分析をしてくれる大人がいれば前にすすめるのです。
(なかなか学校では一人ひとりにその時間を取れないのが現状ですが…)
これによって、自分は直接お客さんとコミュニケーションをとりたい
というスキがあるのなら、移動販売車 です。
より多くのお客さんの悩みを解決したい なら コンビニ です。
ここまでが一連の簡単な流れです。
(ここでは金額設定などははぶきます)
④手続き
個人事業主になるには、事業をはじめたのち、税務署に「開業届」を提出することが必要です。通常は添付書類もいりません。
ここは以外と簡単なわけですね。(法人化となると、日数は多少かかってきます。信用の面での初期費用は必要になりそうですね)
また、年齢制限もないので、中学生であっても個人事業主になることはできます。未成年も個人事業主になれる? 未成年と税金の関係さまざまな職業が増えている中、子役やユーチューバーなど、未成年であっても自分の力でお金を稼いでいる人が増えています。仕事しwww.all-senmonka.jp
注意点
①他との競合に目を向ける
当たり前ですが、自分が思いついた事業はだいたい先人も思いついていたりします。
日本の中で自分だけが思いついたって考えて突っ走ってしまうと大方失敗してしまいます。
ここはしっかりと すでにどんな事業があるのか、そことどう差別化していくのか を考えていく必要があります。
②リスクについて
ここも、触れておかないといけません。
個人ではたらくとなると、仕事をとってこないとお金は発生しないわけです。何かをしていれば給料をもらえるという形ではないので。
そういう意味では企業に入ることに比べてリスクは高いですね。
毎月の収入も不安定で、常に利益と損失を見続けないといけません。
③税金について
会社につとめているとほとんど考える必要のなかった税金についても考えておく必要がでてきます。
ここで収めるべき税金を収めないと大変なことになります。徳井さん、活動自粛 申告漏れ 滞納で差し押さえも – 毎日新聞 お笑いコンビ「チュートリアル」の徳井義実さん(44)の個人会社が約1億3800万円の税務申告漏れを指摘されていた問題で、mainichi.jp
税金の知識も必須なわけですね。
おわりに
ここまで知っておくと、会社につとめることのメリットも実は見えてきたりします。
つまり就職するという一本道しか知らずに入った人よりも
もう一つの道も知って、それを自分の人生と照らし合わせてみて、その上で就職するという選択をする人の方が後悔は少ないでしょう。
また、自分で仕事をつくるという道を知っていれば、会社で働く間につけておきたいスキルなどを明確にし、なんとなく働くという形から自分の人生を前にすすめるために毎日はたらくという風にかわると思うのです。
そして、この流れがわかっていると、世の中を見る目が少し変わってきます。
あらためて感謝できることも増えるでしょう。
その意味でも義務教育のうちからこれくらいのことは伝えておく方がいいと思うのです。
長くなりましたが、ここまで読んでくださってありがとうございました。