なぜ習慣が10割と言い切れるのか【思考、考え方も習慣だから】

おはようございます。”おこめさん”です。

これまでも何度も習慣についてまとめてきましたが、やっぱりまだまだ習慣について学びたい

そこでこんな本を借りてきました。

「習慣が10割」

もう本のネーミングからドンピシャです。

以前まとめた本には人生の40%を習慣が決めている

ということを研究データを元に教えてくれていました。

なのに、この本のタイトルは習慣が10割。

10割!?

となったわけです。

そんなこんなで今日はなぜ10割と言い切っているのか、この点に焦点をあててこの本を紹介したいと思います。

参考

おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中

今の自分は過去の自分の積み重ね

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過去の言葉や行動、思考など、一つ一つの積み重ねが今の自分を作り上げています。

習慣の積み重ねが今の自分を作っているということです。

赤ちゃんの段階で「勉強ができる赤ちゃん」と「勉強ができない赤ちゃん」に分かれているわけではないけれど、

年齢を重ねて学校へあがったら、「成績のいい子」と「成績の悪い子」が存在するようになる。

このように差がうまれてしまうのは、そこに習慣をつくる時間があったからです。

つまり長い時間をかけて、「勉強の習慣をつけた子」と「勉強の習慣がない子」ができて、そこに差がうまれてしまったということなんです。

この段階でも、過去の積み重ねが今のその子たちを作っているといえます。

あくまでも 才能の差ではなく、習慣の差があるだけ  

人生のすべてが習慣でできている

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言葉、行動、思考それらすべてが習慣だと言い切れるというのです。

その理由は 
普段発する言葉、行動には自分の潜在的な思考が影響しており、そもそもこの思考も自分の習慣の一つだというわけなんです。

自分の何気ない考え方のクセが、自分の発言、行動を決めている。そして、その考え方のクセも含めて習慣である。

つまり習慣が10割と言い切っているというわけなんです。

例えば、雨の日

「なんだか憂鬱だなぁ。仕事嫌だなぁ。子どもを保育所に送るのも大変だ」

とマイナスに考えてしまうクセがある人は、普段からその習慣があるということです。

このとき思考習慣を変えれば

「雨が降ってる!これは子どもが喜ぶぞ!いつもより早く家を出て遊びながら保育所に行こう」

となり、行動自体も変えることができるのです。

事実を変えることはできないが、捉え方は変えることができる。
捉え方を変えると行動が変わり、人生が変わっていく

ということなんですね。

脳への刷り込みが習慣を作っている

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この思考習慣は過去から今までに積み重なった脳への刷り込みが大きく影響しているそうです。

「あなたはバカだからやっても無駄だよ」

そう言われて育った子どもは自然とそういう思考が習慣になってしまいます。

そして、その思考が頭の中でめぐり、
「自分なんてどうせ何やってもできないよ」と自分自身でマイナスな思考を刷り込んでしまっていることもあるそうです。

そうして、過去からの長い積み重ねが今の思考習慣をつくり、一つ一つの行動を決めているというのです。

でも、筆者は続けます。

過去は変えることはできないが、未来を変えることはできる 

自分にマイナスな思考の刷り込みができたということは、今からでもプラスの刷り込みができるということです。

一つひとつの事実をどう捉え、どう自分の脳に刷り込みをしていくか

これによって人生を変えることができるというのです。

そして、実際に何か一つでも続けられたという実績をつむことで自分に自信がもてて、「自分はできる!」と思えるようになります。

習慣がかわると人生がかわる

おわりに

ぼくはすでにこの習慣の力を自分自身で実感していたのですが、それでもこの本を読んでいると、さらにやる気になったり、なんだか力をもらえた気がします。

習慣を身につけようと思うときには、そのメリットが具体的にイメージできた方がいいのだと思います。

今から何かを習慣にしたいと思っている方には、やる気と具体的な方法が学べる本だと思います。

今日もここまで読んで下さってありがとうございました。

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