おはようございます。おこめさんです。
お金って、その稼ぎ方や増やし方なんかはよく取り上げられたりしますよね。(副業ブーム)
またその使い方については、「消費、浪費、投資」という分け方と、投資に使うことが未来につながる使い方
くらいのことはよく言われています。
でも投資に使うことは、本当に自分の幸せにつながっているといえるでしょうか。
あくまでも時間やお金における費用対効果が高いというだけであって、それによる幸福度への影響は語られないことがほとんどです。
そんな中、今日紹介する本「幸せをお金で買う5つの授業」では
ずばり、お金をどのように使うことが幸福度を高めるのか、という研究を集めて書かれた本で、幸せをもとめるすべての人にとって、非常に価値のある一冊です(今調べると、なかなか買えないみたいです。ぼくは図書館で借りました)
ということで今日は学校では教えてくれない「幸せにつながるお金の使い道」編です。
おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、学校では教わらないけど大切なことを伝えるオンライン塾を運営
目次
お金の使い道① 経験を買う
スポーツカーを買う
タワーマンションを買う
このようなものに対してお金を払うことは、一時の満足度は確かにあがるみたいですが、
その満足度は時間と共に減ってしまうようです。
幸福度という指標を確認したところ、他の人との差はそれほど確認できなかったというデータもあります(満足はしているけど幸せとはいえない)
また、お金の使いみちと幸福度を調べた研究では、
物質を買ったグループよりもレジャー(旅行、映画、スポーツイベントなど)に対してお金を払ったグループの方が幸福度が優位に高いという結果がでていました。
さらに、経験を買った場合、その瞬間から時間が立つにつれて幸福度への影響は高まっていくという利点もあります。(時間がたった方が、過去の経験から味わえる幸福感が高まる)
ではどんな経験にお金を払うことがより幸福度につながるのでしょうか。
次に自分の幸せにつながる4つの特徴についてまとめておきます。
1、その経験をすることによって、社会的なつながりが生まれるような経験
2、この先何年にも渡る楽しい気持ちで繰り返し語ることができる思い出話につながる経験
3、あなたが感じている自分という人間、あるいはあなたがなりたいと思っている自分像に密接に結びつく経験
4、他の選択肢と簡単に比較することができないめったにないチャンスを与えてくれる経験
お金の使い道② ご褒美にする
そもそも人は状況や体験にさえも慣れてしまう生き物です。
物を買う場合、
それを買うまでの間に幸福度は徐々に高まっていき(絶対に買えるとわかっている場合)買えた瞬間に最高潮に嬉しく感じます。(この一時の幸福度のことを幸せではなく、喜びと表現します)
しかし、どれだけ待ち望んでいたものが手に入ったとしても、それを毎日見ていると、次第にその環境になれてしまい
嬉しいという感情も徐々になくなっていきます。
いい意味でも悪い意味でも人は慣れてしまうからです。
そこで、2つ目の使い道、「ご褒美にする」というものがあります
これは日常の中にある貴重な体験に目を向ける、感謝する、楽しむ というように言い換えることもできます。
ロンドンに住んでいる人は世界的名所、ビッグベンにわざわざ足を運ばないそうです。
いつでも行けると思っていると、身近にある幸福の源を見逃してしまうことにつながります。
いつでもできる、いつでも手に入る、ずっと同じ価値
そう思ってしまっている身の回りの様々なものの見方を変え
そこに感謝する気持ちをもってお金を支払うことで、同じ金額であっても幸福度への影響は高い
ということです。
大学生活の4年間も、永遠に続かないことがわかっているから、大事にできたりします(大事にできない人もいますが)
また、経験や物質から距離をとってみる、しばらく使わないで生活してみる、ということも有効です。
家族との時間、子どもとの時間
何気ない日常が永遠に続かないことは誰もが理解できることですが、
それをいかに日頃から実感し、大切に過ごすかが幸福度をたかめる秘訣でもあります。
おわりに
今日は幸せをお金で買う授業のうち2つを紹介しました。
なんとなく、経験上わかっているようなことでも
こうやってまとめて本にされていると説得力が増しますよね。
そして、幸福については誰しもが望むものであるからこそ、このような情報は最低限でも知っておく必要があると感じました。
後日、残りの3つについて、まとめていこうと思います。
今日もここまで読んでくださってありがとうございました!
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