おはようございます。”おこめさん”です。
自分の子どもには人生を幸せに生きてほしい
そして、できれば不安や心配をさせたくない
親としてこんな思いは常にあります。
だけど、なんとなく、今の若者は自尊心が低い
とか聞いたことありませんか?
そんな風に子どもをしたくない
って思うことはもちろん
それってそもそも本当なの?という疑問もわいてきたので、自分で調べてみることにしました。
今日は日本の若者が抱える不安や心配について、データをもとにまとめていきたいと思います。
残念ながら、課題を浮き彫りにして終わりにしてしまいますが、またどこかでぼくなりに考えるその解決策についてもまとめていこうと思います。
おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。子育て、教育に関して毎日発信中
目次
自分への自信のなさ
これはさまざまなデータから出されていました。
例えば、内閣府の
我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度 13~29歳の男女対象)
では
となっており、過去に比べても自信のなさが大きくなっています。
特に ”自分は役に立たないと強く感じる” 若者が50%以上いることに衝撃を覚えました。
これってとっても悲しいことですよね。
誰しも社会に貢献できることは絶対あるはずで、
そこへの目の向け方と貢献の仕方さえ誰かが伝えてあげれば、この感覚はきっと変わるはずです。
さらに、そんな自分自身に満足していない 層が50%以上います。
これは今の自分をどうにかして変えたいと考えていることのあらわれだと思います。
実際に平成28年度の 同じ調査では
自分を変えたいと思うか の質問に対して
全体の半分以上があてはまると答えています。
自分に自信がなく、そんな自分を変えたいと思う。
こんなことが見えてきます。
(自分もその気持ち痛いほどわかります。)
どの部分で自信がないのか
それを表しているのが次のデータです。
つまり、何かを自分で決めたり(決断力)、決めたことを努力し続けたり(意志力、努力家)、自分の思いをはっきり伝える
ということに対してネガティブな思いをもっている ことがわかります。
しかし、ここにあらわれている自分への自信(自己肯定感、自己効力感)
のうち、自己肯定感については義務教育期間の子どもたちに対しては年々上がっているというデータもあります。
これは教育現場での 良い点を認める活動の増加に相関関係があり
どのような働きかけをするかによって、自己肯定感は変わってくるということを表しています。
自分の子どもに置き換えた時、どんなときでも、どんな状態でも子どもを認めていく そのような働きかけの重要性を感じました。
また、教育の重要性を改めて感じました。
将来に対して抱くこと
(我が国と諸外国の若者の意識に関する調査 (平成30年度))
将来に対して不安に思う は78.2%
その原因のトップ3は
1、お金のこと
2、仕事のこと
3、就職のこと
です。
これらは、現在の学校教育の限界をわかりやすく示している気がします。
いくつになっても心配のつきないお金のこと
これは学校では教えてもらえないことです。
おわりに
今日はデータから読み解く というかたちで記事にしました。
この現状を理解して、今自分が親としてできること
教育者としてできることに目を向けることが大切だと感じます。
すぐに答えがでる問いではないからこそ、考えるべき、考えたくなるものです。
また、自分ができる この現状を解決するための方策をどこかでまとめてみようと思います。
今日はここまで読んで下さってありがとうございました。
このように毎日育児、教育に関して1000文字~3000文字の記事を投稿しています。
よければ またのぞいてみてください。