息子が夢中になるための条件?【虫取りから考える】

おこめ/家族第一の教育者/子どもたちの朝を変える!2021/08/02 05:16

おはようございます。”おこめさん”です。

最近、息子が虫取りにはまっています。

バッタやチョウ、トンボにセミ、カブトムシやクワガタムシ

公園にいっては虫を見つけ、どんどん捕まえています。

今日はそんな息子の姿から学んだ「夢中になる条件って何?」って話です。

おこめさん→教員10年の末、独立した2児のパパ。オンライン塾 おはこやを運営中。

虫取りにはまった理由

きっかけは、家の前に住んでいる友達が虫取りにはまっていたから

でした。

仲の良い〇〇くんが楽しそうに虫取りをしている

その姿が息子に興味を促したのは間違いないです。

そこから毎日公園に行っては虫取りにはげむのですが、最初はうまくいきません。

・網をふるスピードが遅い

・虫に向かって網をふってはいるのですが、虫の場所とは違ったところに網がかぶさってしまう

・やっと網に捕まえた!って思っても、網と床に隙間があってそこから逃げられてしまう

そんな失敗を重ねます。

大抵の場合は、何度かの失敗の末、やる気や興味を失ってしまうのですが、

虫取りに関して、そうはなりませんでした。

以下、そうならなかった理由をぼくなりに考察していみます。

理由1 できない理由を探しやすかった

今回の虫取りに関して

なぜ、自分にはできなくて、近所の子にはできるのかを比較する考え方があったように思います。(その子の方が年下で、息子の方ができることが多い、と感じていたと思われます)

こうして考えるときに、

○○くんはこんな風に虫に近づいていたな

とか

網を振るのはこんな風にしていたな

のように、息子なりに改善を重ねやすかったというのが一つ目の理由です。

自分ひとりでやっているだけでは、こうはならなかったはずです。

理由2 頑張る理由ができた

特に最初の方は、チョウを何匹捕まえた、のようなものが息子たちにとってステイタスになっていました。

楽しいから捕まえる

のはもちろんですが、

仲の良い友だちと競い合って捕まえるということが

息子のモチベーションを維持させてくれたのは間違いありません

理由3 挑戦できる機会が豊富

自分がなぜできなかったのかを考えた後に、再度実践で試せる、というのはモチベーションという面でも、技術的な面でも、捕まえられる虫の数という面でも非常に大切です。

ここにはさらに複数の要因が関わっています。

▼公園が近い
▼一度失敗しても何度でも挑戦できる(逃げても再度追いかければいい)
▼付き添ってくれる大人がいる(これはぼくのことです)

とくに最近はまっているセミとりでは、一度逃げられてしまっても、他の木にとまりにいくだけなので、何度でも挑戦の権利が与えられます。

そうすると、さっき失敗したのはどういう部分だったのか、自然と自分の頭の中に落とし込んで再度試すことができます。

子どもに夢中になってほしいとき

このことから、自分の子どもに何かに夢中になってほしいときのヒントが隠されている気がします。

もちろん、子どもの人生はその子が決めればいいし、何がなんでも夢中にならないといけないってことでもない気もします。

だけど、闇雲に「どうして家の子はこうなんだろう」

って思ってしまうよりは、過去にその子が夢中になったことを思い出し、その時の条件を書き出してみるっていうのは有効な手段の一つですね。

おわりに

ということで、夢中になるときの条件について、息子の姿から書き出してみました。

皆さんの参考になるかわかりませんが

将来息子が夢中になれるものを探しているとき

このことが一つのヒントになるのかもしれません。

そう思って、今回はまとめてみました。

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

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