おはようございます。”おこめさん”です。
ついに、ついに
映画「えんとつ町のプペル」
映画館に観に行きました!!
今日はそれを受けて何を感じ、何を自分に取り込もうとしたか、その点をまとめておきたいと思います。(最後にざっくり感想あり)
悪者のいない世界
ぼくが一番感動したのは、この世界観です。
主人公たちの正義は わかりやすいもので
信じる 挑戦する 諦めない
そして、それを邪魔する人たちもいます
見ているだけの人もいます
人にはその人なりの個別の正義があって
みんなそうやって人生を生きている
こんな空気感がえんとつ町 全体に流れているのです。
見ている人たちはこの世界観にすいこまれ、
この町の誰かに自分を重ねて見ることができるのだと思います。
この作品の主人公である プペル ルビッチ に重ねる人もいれば、町の中のなんでもない人に 重ねる人も出てきます。
むしろ多くの人は、いわゆる町の人たち に共感できる部分が多くあるかもしれません。
映画の主人公のような生き方に憧れはするけど、実際に行動には移せない
そんな生き方をするまわりを見て嫉妬していまう
見て見ぬ振りをしたくなる
そんな感情にも共感できる部分があるはずです。
こうやって、自分の人生と作品とがリンクして、より感情移入できる作品になっているのだと思います。
西野さんはどうやってこんな世界観を作り上げたのか
それは 人の感情を理解しようとした という点が大きいように思います
いじめをしている人も 誰かを批判している人も
その人なりの正義がある
その人なりの過去がある
言われてみたら当たり前ですが、人は自分とは異なる考え方の人を想像することも理解しようとすることもとっても苦手だと思います。
ぼくも 芸能人が自殺してしまうまで 誹謗中傷 してしまう人の気持ち 考えようとしても全く理解できなかったですから
だけど、西野さんは違ったんです
自分が日本中から叩かれ続けたとき(今なおその声はある)
自分の中の感情をぐっとこらえて
どうして、その人はそういう声をあげてしまうんだろう
と考え抜いたそうです。
なんでこの人達は自分の大切な大切な人生の時間を使ってまで、ぼくのことを批判したり、足を引っ張ることに時間をさいているんだろうと
こうやって、誰かからの批判に対して目をそむけず、感情的に戦うこともせず、真っ向から理解しようとしたんです
こんなこと、できますか?
石を投げてくる人に対して、怒るのではなく、やり返すでもなく、逃げるでもなく、 理解しようとしたんです
そして、それを実際にやってのけたから この作品がうまれたのだと思います。
作品を通して、そうやって過ごしてきた西野さんの生き様に改めて驚かされ、感動させられ、その生き様を自分の中に宿したい
そんなことを感じました。
挑戦しようとしたときに、これからもいろんな声は聞こえてくるかもしれません。
その時に、目をそむけたり、目をつむったりするのではなく、相手の正義を理解しようと努力すること
これを「えんとつ町のプペル」から教わりました。
西野さん、本当に最高の作品を ありがとうございました。
ざっくりとした感想
まず、クオリティが半端ない!!
圧倒させられます
映像は事前にYouTubeでエンドロールや開始3分の動画を見てはいましたが(この時点でもすごかったですが)、映画館で見るそれは、まったくの別物でした
あの大スクリーンで見てみると
スタジオ4℃さんの 全編3D(奥行きの表現)
というこだわりがよく伝わり、どの場面を切り取っても圧倒的な映像美がありました。
これは誰もが感じることな気がします(普段あまり映画館に足を運ばないですが…)
それに加えて音。
これも映画館ならではだと感じました。
圧倒的な映像美に音の迫力が加わり、ぐっと映画の世界に入り込むことができました。
ストーリーの展開に合わせて入る、歌の一つ一つにも心が動かされました。
全体を通して
4,5回泣きました。
1回目はなんとか涙をこらえましたが(←なんでや)
2回目以降は、とめることができなかったです。
完全にやられました。
息子も泣いたそうです。(どこでかは忘れたそうです)
妻は涙がこみ上げたと言っていました(あふれてはいない)
バスタオル映画です。(人による)
これから見る映画を迷っている方は、ぜひ一度足を運んでみてください。
後悔はないはず。
(ちなみにぼくたちの後ろに座っていた、上映前から映画話ばかりしていた映画通っぽい二人組も、終わったあとに「やばかったな」という感想を漏らしていました)