深い学びを実現させる長い道のり【ひたすらに追い求めたい授業道】

おはようございます。おこめさんです。

昨日、普段クラブハウスでお世話になっている小林和雄先生と大阪の先生たちと教育座談会をZOOMで開きました。

普段はクラハで、声のやりとりだけなので

小林先生と顔を合わせての対話は初めてでした。

それでもこれまで長い時間小林先生と対話を続けてきたので、初めてという感覚は全くありませんでした。

そして、毎度ながら昨日の対話でも

ぼくの中にある、授業魂というものに火がつきました。

今日はそんな話をまとめていきます。

おこめさん→10年の公立中学校勤務を経て独立。公立学校を外側から支えるために、学校では教わらないけど大切なことを伝えるオンライン塾を運営

小林先生はこんな人

茨城県の公立小中学校の教諭を経て、現在福井大学大学院連合教職開発研究科の准教授。筑波大学大学院に在学中にハーバード大学教育大学院のプロジェクトの一つである「深い理解のための教育」に参加して以来、「主体的、対話的で深い学び」の制度と頻度を高める授業方略の研究をしている。

肩書を見るとわかりますが、すごい人なんです。(そのまま)

長い教員時代には、中学校の生徒指導を担当し、地域の教育困難校と呼ばれる学校に配属されてきたそうです。

どんな学校であっても深い学びは実現する、

その理念の基

授業が崩壊している学校であっても常に質の高い授業の確保を目指し、授業力の研鑽に努められてきました。

授業力を磨くためなら時間もお金も惜しまない、全国各地にいる各教科の授業の達人と呼ばれる人のところにいっては熱い議論を重ね、その一人ひとりの授業力のエッセンスを学ばれてきたそう。

何より教育に対して学ばれている量が圧倒的に違います。(読まれた本の量、学ばれている学問の量、対話を重ねられた量)

こうして、理論と実践を積み重ねられた先生だからこそ、その一言一言は机上の空論ではなく、たしかに教室に根ざしたものになっているのだと感じます。

ぼくが小林先生の言葉に惹かれるのはそういうところがあるのかもしれません。

小林先生とあってほしい

そんな小林先生は、いつも大学の授業の合間を縫って、クラブハウスのぼくの部屋に顔を出してくださいます。

また月に一回、小林先生とぼくが語りあう(いやぼくが質問して小林先生が語ってくれる)「まったり教育について語り合う部屋」というのを開催しています。

小林先生との対話でいつも感じるのは

「もっと早く小林先生とあいたかった」

という気持ちです。

なぜなら、小林先生と話をすると、理想的な授業像がどんどん膨らみ

さらにその先に子どもたちのワクワクした目、真剣に考えている表情が浮かぶからです。

自分の10年間の教員生活は、特に授業力にこだわってやってきました。

そして、自分なりの理想的な授業もなんとなく見えてきていました。

だけど、小林先生との出会いは、その理想をはるかに超える、もっともっと最高な授業の姿を見せてくれたのです。

まだまだ奥が深く、一生追い続ける価値のあるもの

小林先生から授業はそういうものだって教わっています。(今も小林先生は若手以上の吸収力で授業というものを研究されています)

そんな熱い想いにさせてくれる小林先生と現役の先生を合わせたい!!

できれば学校単位や市単位で、小林先生にたくさん研修をしてほしい

そんな思いから、まずはぼくのまわりの元同僚に声をかけて座談会を開きました。

昨日参加してくれた若手の先生は、特にその方が思われている授業の理想と学校で普段行われている(半ば強制されている)授業の姿があまりにもかけ離れていて、苦しまれている様子でした。

小林先生との話の中で、徐々にその理想が間違っていなかったことを確認し、その上で学年の他の先生との兼ね合いも考えて、どのように実践していくべきなのか、その道標を見つけられていたように見えました。

何より深い学びとは何なのか

その根本になる気づきを受けとられたと感じます。

こんな形でどんどんいろんな人に授業の魂を小林先生から吸収していってほしいなって思います。

そんなぼくは

熱くならないわけはありません。

やっぱり授業したくなっちゃうんですよね。

子どもたちのそれまでの常識が崩れる授業

当たり前だと思うそれについて投げかけ、子どもたちが頭を抱え

それでも周りとの対話と自分との対話の中で

自分の中の納得感を探してく

そんな授業、やっぱりぼくも目指したいなって感じました。

そうです。ぼくも授業やりたいなって思いました。

ということで

来年度、ある程度今やっているたくさんのワクワクの仕事を形にして

自分の日中に余裕を作れたら、再び非常勤講師として復帰したいなって思います。

今言っててても来年、蓋開けてみたら違うことに興味津々な可能性も十分ありますが、

それでも小林先生から学んだことを

学校という場で試してみたい、自分で授業の力をとことん突き詰めていきたい

そう思うのです。

難しく、簡単には実現しないからこそ目指す価値がある

お金とか時間とか、そんなもの全部取っ払って

ひたすら授業に集中して極めていきたい

また自分の中にあるワクワクの種を見つけました。

やっぱり授業は奥が深い、

小林先生、ありがとうございました。

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