おはようございます。”おこめさん”です。
今日はタイトルにある お金をかせぐことについて なるほど!
と納得した例えを見つけたので紹介させて下さい。
日本ではなんとなく、お金は汚いもの、お金をかせぐことは卑しいこと
と捉えてしまっている気がします
本来のお金は きれいでも きたなくもない ただの道具なのにです。
そんな偏った認識をフラットにすることが大切です。
ということで今日は学校では教えてくれない「お金をかせぐということは」編です。
参考
おこめさん→教員10年の後、4月から独立、6月からオンライン塾を開校予定。2021年3月末まで半年間の育休取得の2児のパパ。
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
目次
お金ってどういうもの?
お金には3つの能力があるといいます。
①交換する
②価値を保存できる
③ものの価値を表す
①は100円をおにぎりと交換する。1000円札を本と交換する、ということです。
②は100円をもっていれば、それは一生100円のままです。昔硬貨がなかった時代は、肉や魚、米や布がお金として使われていましたが、それだと保存が効かないから、この形に少しずつかわってきたといいます。
③自分では見たこともなかったものでも、「これは100万円もするんだよ」と言われたら、それだけで自分の中でそのものの価値がわかったりします。
お金とは、このような機能をもったただの道具です。
人々が生活しやすくするために発明された道具なのです。
道具ですから、別にキレイも汚いもないのです。
キレイとか汚いとか感じるのは、あくまでも使い方の問題です。
よく言われる例えが包丁です。
あれも正しい使い方をすれば、便利なものだけれど、間違った使い方をすれば人を傷つけてしまったりする。
お金を悪いことに使ったり、悪いことをしてお金をかせぐことが ダメなんですよね。
お金をかせぐということは
世の中に価値を生み出すこと
例えば、こういうことです。
世界に太郎(1000万円持ってる。エンジニア)と次郎(お金ない。大工)の二人しかいないとします。つまり世界中にAの1000万円しかない状態です。
あるとき、太郎が次郎に家を建ててくれるように頼みました。次郎は腕をふるって家を建てました。できた家をみて太郎は次郎に1000万円を渡しました。
次に次郎は太郎にトラックを作ってくれるよう頼みました。太郎がつくったトラックに次郎は1000万円を払いました。
このとき、世界にあるお金はどう変化したでしょうか。
もともと太郎がもっていた1000万円が次郎にわたって、それがまた太郎にわたっただけだから、変わらない?
いや、前はなかった家やトラックがありますよね?
この家とトラックの価値は、どれくらいでしょうか?
そうです。ともに1000万円の価値があります。
つまり、この世界には次郎が家を建てて、太郎がトラックをつくったことによって合わせて3000万円分の価値がうまれたということです。
(実際は目に見えるモノを生み出すことだけでなく、誰かを笑顔にする、悩みを解決する、といった人の中に増える見えない価値というものも考える必要があります。)
つまり、お金をかせぐということは、世の中に価値を生み出すこと なのです。
お金かせぎをいやしいもの と全員が捉えて、誰もお金をかせがなくなってしまうと世の中はずっと変わりません。
誰が抱えている問題も、誰の悩みも、誰の不便も
ずっとそのままです。
実はお金をかせぐということはいやしいことでもなんでもなくて、世の中に価値を増やす、”非常に大事なこと いいこと”なのです。
だから、お金をかせぐことを ためらってはいけないのです。
(ただ、誰かを騙したりして本来の価値以上のお金を稼いだり、悪い稼ぎかたがあることも事実。悪い稼ぎ方は ダメ!絶対!)
おわりに
ということで今日は お金かせぎをかせぐということは
というテーマでまとめてみました。
生活において、触れない・考えない日がないくらい密接に関わっているお金のこと。
せめて最低限の知識だけでも子どもたちに伝える機会があれば世の中の偏った認識がフラットになっていくと思います。(お金=汚い、悪のイメージ)
子どもたちの未来のために、必要なことだからこそ、届ける必要があります。そのために”今自分にできること”を精一杯やっていきます。(一番の課題は知ってもらう、ということ)
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
また、いつも スキ いいね コメント ありがとうございます。
これからもどうぞ、よろしくお願いします。