コミュニケーション力が働く上で必要な理由【子どもに伝えたい】

学校では教えてくれない, 教育, 育児

学校では教えてくれない

おはようございます。”おこめさん”です。

これからの時代、コミュニケーション力が必要だ！っていろんなところで聞かないですか。（学校では結構口酸っぱく言っていました）

それでも、コミュニケーションとらなくてもいい仕事もきっとあるはず

という考えもどこかにある気がします。

ということで今日は、これから子どもたちに伝える際に自分の中の根拠としてもっておきたい
「なぜコミュニケーション力が働く上で必要なのか」を整理してまとめておこうと思います。

おこめさん→現在育休中の２児のパパ。教員１０年目。子育て、教育に関して毎日発信中

コミュニケーション力とは

社会生活において、他者と円滑に意思の疎通が行える能力
ーデジタル大辞泉

とあります。

ここでみると、言葉や会話に限定していないことがわかりますね。

例えば、身振りや顔の表情、その人の持つ雰囲気もコミュニケーション力といえるのだと思います。

そして相手との意思疎通を図るためには相手の意思を汲み取る力、相手に自分の意思を伝える力も必要になってくることがわかります。

では、なぜこのコミュニケーション力が働く上で必要なのかについて考えてみます。

どこまでいってもコミュニケーション力

結論：コミュニケーション力は働く上で避けては通れない力だから　

コミュニケーションは会話だけでなく文章などのやり取りも含むので、送られてきた要望書を読み、その意図を汲み取って何かを作り上げるという仕事にもコミュニケーション力は必要になります。

例えばプログラマーもそうです。

相手がどのようなアプリをどんな目的で作ってほしいのか、これを会話（もしくは要望書などの文章）から汲み取り、形にしていき相手に渡す必要があります。さらに、納品後にも相手から改善の要望が入ったりすることもあり、ここでもコミュニケーション力が必要になります。

フリーランスで一人で活動するイラストレーターさんももちろん、コミュニケーション力が必要になります。

相手が求めているデザイン、カラーイメージなどを汲み取り、それを自分の手で形にする力が必要です。
（これでどうだ！と自分の感性だけで作り上げたとしても、「そうじゃないんだよ、もっとこうだ」というように相手とのコミュニケーションはうまれるものです。）

一部例外として、黙々と一人で独創的な作品を作り続ける、究極の才能をもった芸術家の人であれば、たしかに必要ない場合もあります。
ただ、自分がいいと思ったものを作り続けるだけでそれが誰かの目に留まり、自然に売れていくという状況はよほどの才能がない限り無理ですよね。

大抵はお客さんの行動や思考を想像し、適切な場所で適切な方法で届ける、宣伝するということが必要になってくるんですよね。

それなら、コミュニケーション力が必要のない仕事を自分でつくるんだ！

と意気込んでも、起業するために市場調査をし、どんな人がどんな思考で何を求めているのかをミリ単位で把握するときに意思を汲み取り届ける力、コミュニケーション力が必要とされてしまうわけです。

これからの未来

さらにこれから迎える未来の社会においてはどんな仕事をするにしてもコミュニケーションは絶対に外せないものになると考えられます。

今あるコミュニケーションをとらなくてもできる仕事はかなり淘汰されていくでしょう。

なぜなら、それらの仕事はAIにとって変わられる可能性が高いからです。
（ゼロにはならないが、減っていく）

コミュニケーションをとらずにできる仕事＝決められたことを繰り返す仕事

だからです。

また、２０３０年頃には、弁護士、税理士、裁判官、警察官といった、法律に基づいた判断が求められる職業の現場にもAIが導入され、法的な判断などはAIが、顧客のニーズや状況調査、結果などを相手に伝わるように伝える、このような対人コミュニケーションの部分だけを人が担うという形になってくると予想されています。

さらに、２０３０年代には、研究者、コンサルタント、語学教師、クリエイター（知的生産層）などがAIと仕事内容を分担するようになり、人はより対人コミュニケーションに特化した仕事に従事すると考えられています。

タイトル未設定www.oxfordmartin.ox.ac.uk