おはようございます。”おこめさん”です。
いきなりですが、あなたが就いている仕事は10年後にもありますか?
これで絶対あるって言い切れる人ってどれくらいいるのでしょう。
これからの10年は社会がとんでもないスピードで変化していく時代です
大人でもわからない未来の社会へこれから飛び込んでいく子どもたちは一体どうすればいいのでしょう。
今求められている教育は?
こんな疑問に答える形で出された 「10年後、君に仕事はあるのか?」から今日はいくつかの問いを紹介したいと思います。
参考
目次
これからの10年
一番大きな変化は世界中の50億人がスマホでつながることだと言われています。
さらにそのネットワークに人工知能(AI)がつながること、これこそがこの10年を激動の時代にするものだそうです。
生活のさまざま部分にAI×ロボットが入り込み、人間の生活を楽にしてくれる。
そして、世の中の知識の大半がネット上に蓄積されるようになり、スマホに聞くだけで大抵の最適解が出力されるようになる。
世界中の人がスマホでつながる未来では、社会自体がネット上に建設され、そこでも人々は生活をおくる。
大半が現実世界で仕事をしてきたところが、これからはもう一つの社会、ネット上での仕事がどんどん増えてくるということです。
なくなる仕事
10年後に生き残っている仕事=人間にしかできない仕事です
この10年でAIは急速に成長をとげ、あっという間に人間からたくさんの仕事を奪っていきます。
ではAIに取って代わられる仕事って何でしょう。
早く正確に処理する仕事、単純な処理作業はいち早く取って代わられます。
いわゆる事務仕事です。経理、銀行窓口、医療事務などがなくなる仕事の上位にランクインしているのは一度は見たことがあるはずです。
さらに、簡単な判断が求められる仕事もすでに機械ができるようになっていて、この10年でさらに複雑な判断が求められる仕事までAI×ロボットに奪われているだろうと予測されています。
人間にしかできない仕事
たくさんの仕事がなくなることで、人間は働く場所がなくなるのか
というと、そうではなくて、
AI×ロボット×人間の知恵が掛け合わされる場所に新しい人間の仕事の場、すなわちホロンティアが開けてきます。
この危機をチャンスと捉えそこに飛び込んでいって活躍することがこれからの未来に大事になってくる力です。
そして、人間にしかできない仕事につくことで、人間が今よりもっと人間らしく働く未来が待っています。
先生という仕事
となると、先生という仕事はどうでしょう。
今はまだ答えてくれないような
彼女が喜ぶ誕生日プレゼントは?
東大医学部の入試に受かる可能性は?
2028年のオリンピックで、ぼくがメダルをとる道は?
こんな質問に対してもAIはディープラーニングという技術を使い、その答えを瞬時に導き出してくる未来がやってきます。
このとき、先生自身の価値はどこに現れるのでしょう。
正解を伝える、ということを一生懸命されている先生はその役割を根本から見直す必要がでてきそうです。
授業でも、正解を問う、正解を伝える という形ですすめていては、そんなもの調べたらすぐわかるのに、 となってしまうのは当然です。
「ここ分かる人~?」「はい、正解!」
っていう授業はなくなるんです。
むしろ、今のような一斉指導型ではなくて、一人ひとりがタブレットを使って授業を受ける。
こんな未来がすぐそこまでやってきています。
それでも先生という仕事はなくならないと思うのです。
先生という仕事の本質は子どもたちに学ぶ楽しさ、その本質を生で伝えられる大切な仕事だからです。
どれだけわかりやすい授業を配信で流されても、躓いてしまう子どもはいます。
その微妙なつまづきを教室の中で感じ取り、その子にあった言葉を選びその躓きをとってあげる。
そして、一緒にわかった!ってことの喜びを噛みしめる。
そんなことはAI×ロボットにはできないのです。
気持ちの部分、心の部分まではかわれないのです。
子どもの心に訴えかけない指導をしたり、とにかくおれの言うことを聞いておけという形の指導は、もやはロボットに強制されていることと同じになり、そんな人の言葉には耳を傾けなくなるでしょう。
未来を生きる子どもたちに送る問い
「あなたがはとバスを運行する会社に入社したと仮定して、東京を一日でめぐる印象的なツアーを企画しなさい」
「フリーマーケットで時間と場所が与えられたら、あなたはどんな店にしますか?」
「スクールバスがあなたの前に停まりました。このバスにゴルフボールをいっぱい詰め込んだとすると何個入るでしょうか。」
「1500万人が餓死する世界の現実に対して、日本では1日1500万色が捨てられているといいます。これをなんとかして世界の飢餓をなくせないだろうか」
初めて考えるような問いに対して、あぁでもない、こうでもないと考えを巡らせ、時にまわりと意見を交わしながら自分なりの考えを持ち、伝えていく。
こんな力が必要になってきます。
それもいわゆる最適解でなくてもいいはずです。
最適解は過去の統計データなどからスマホが教えてくれるので。
そこに自分の経験からの思い、相手に対する思いやり、そんな心の通った自分なりの解が出せることが大切になってくるのでしょう。
それこそが、これからの社会でいきる子どもたちに求められている力なのだと思います。
おわりに
これからの社会をいきる子どもたちへ
と書きながら、今はたらいている大人にもあてはまることですよね。
ぼく自身、書きながら自問自答していました。
これからの社会でも力強く生きる大人でありたいなと改めて感じました。
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