おはようございます。”おこめさん”です。
昨日はこの記事内で、読書を習慣にするという記事を書きました。
今日から早速読書の習慣化に取り組むのですが、そもそも読書の方法についてはまだきちんと調べていないことに気がつきました。(なんとなく読んでいた。これからは仕事のための読書でもあるのできちんと調べたい)
ということで今日は様々な読書方法について取り上げたいと思います。
学校では教えてくれない「本の読み方」編です。
参考
独学大全
(この本は買ってみてびっくりしましたが、とっても分厚いです。完全に辞書です)
おこめさん→教員10年の後、4月から独立、6月からオンライン塾を開校予定。2021年3月末まで半年間の育休取得の2児のパパ。
※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。
目次
最高の速読方法とは
そもそも自分が今抱えている悩みや問いに答えてくれなさそうな本は読まないことだそうです。
どうやって読むかという技術よりも、何を読み、何を読まないかが最も大切であるということです。
自分の中に「この本は自分が今抱えている悩みや問いに答えることに果たして役に立つのか」と問いかけてみるといいでしょう。
では以下に具体的な読書方法についてまとめていきます
掬読(きくどく)
必要な箇所だけを読み、短い時間で概要を掴む方法
やり方
①序章、第一パラグラフを読む
②結論部分、最終パラグラフを読む
(③必要なら中間部分を読み情報を補う)
最初から順番に読まないと、という思い込みを取っ払ってくれます
問読
本と対話しながら、読む方法
やり方
①本の章の見出しを拾い出し、問いの形に変換する
(〇〇ってどういうこと? なぜ〇〇がでてくるの? 〇〇はこのタイトルとどう関係しているの?)
②文中の中からその問いの答えを探す
③問いに答えて要約を作る
メリット
①速い
(問いの答えだけを探すように読むから)
②理解と記憶が増す
黙読
声を出さない読み方。心の中でも読み上げない読み方。(心の中で一つ一つ言葉に出して読むのも擬似音読という)
やり方
①縦の列の一番上と一番下の文字だけを読む(間は飛ばす)
②慣れてきたら斜めに視線をおろしていく
その他
子どもにとっては音読の方が黙読よりも理解度、記憶成績がいいと言われています。
メリット
①速く読める(6時間かかる本を1時間で)
②記憶や理解度が音読よりも高い
限読
決まった時間で読む方法
やり方
①費やす時間を短く決めておく(15~30分)
②設定した時間だけ読む
③その日、その本をそれ以上は読まない
(限読に使用した本以外は普通に読んでいい)
その他
時間内に読み終わりそうな限読に適した本はどんなものかを考えることも大切(小説などは適さない)
メリット
①時間以内に読み終えるにはどうしたらいいかと読み方を自分で工夫する
(さまざまな読書法を駆使する)
②集中力が増す
③読書モードのスイッチの切り替えができる
④要点の掴み方、探し方が上達する
おわりに
今日は本の読み方について取り上げました。
ただし、今日紹介した本は小説など、じっくり読みたい、読書を楽しみたい
というときにはあまり役にたたないものです。
あくまでも何か解決したいことがあって選んだ本などを読む時に使える方法です。
ぼくはこの中でも問読はしていましたが、それ以外はまったくやっていなかったです。
今日からの読書習慣に「黙読」「限読」は取り入れようと思います。
ここまで読んでくださってありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。