世界の子育てから学ぶ本当に大切な育児【子育てを見直す?】

おはようございます。”おこめさん”です。

何事にも一生懸命に取り組むほど、悩んだり、つらくなったりするものですよね。

頑張るからこそなやむんです。

本気じゃないと悩みすら出てこないものです。

恥ずかしながらぼくも育休をとるまで、食事を子どもが食べてくれないことを悩んでいる奥さんを理解してあげれていなかったんです。

だけど、育休をとり3食ぼくがつくることになって初めて、子どもがご飯を食べてくれないこと、ご飯で遊んでしまうこと にしんどさを感じたんです。

だから、今子育てに悩んでいる人は、自分がそれだけ一生懸命子どもに向き合っているんです。

それまでの人生での一番の悩みが育児だとしたら、それまでの人生の中で一番育児に向き合って一生懸命だっていうことです。

自信をもってください。

さて、今日はそんな毎日子育てに奮闘しているママ、パパに向けて「こんなにちがう!世界の子育て」という本から、日本の常識がすべてじゃないことをお伝えします。

また、最後にはパパが世界一育児に関わる国の事例にも触れていきます。

この内容を読めば、いくつかの国の常識に触れ、心が軽くなるはずです。

そんな内容です。

ではいきます。

ブエノスアイレスの子どもの夜更かし事情

この国はもともとイタリア、スペインからの移住者が多く、独身を謳歌する人も多いこともあって、夜更かしする文化が当たり前

レストランは20時半に開店し、23時にならないと満席にならない
午前3時のコーヒータイムを経て閉店

そんな店が並んでいる

これは子どもがいる家庭であってもそれらの店を利用するのが当たり前で、筆者が22時に行ったレストランでも、乳児から幼児までさまざまな子どもが目をランランとして遊んでいるそう

こんな子育てでも大人になる

どうですか?

世界にはびっくりするその国での慣習があるんですね

続きます。

生後半年からおむつをはずす中国の子どもたち

生後半年を過ぎた子どもたちはおむつのかわりにカイタンクーという、しゃがむと割れておしりがでるパンツをはかされる

半年を過ぎたら、子どもがぶるっと震えたり、食事を食べたあとに庭につれていき、オマルに座らせる

子どもが用を足すとき、世話役の大人は口笛のような音を出す
これによって、その音を聴くと排泄するようになる

地元の医者でさえ、これは早すぎると忠告するなか、庶民がこれだけの早さでトイレトレーニングするのは、不快感もあるが、経済的な理由もある

平均月収が300$のところに40枚入り8$おむつを買うなんて
と考える人が多い

また、中国人には陰部にも呼吸が必要という意識があることも関係している

使い捨ておむつ、当たり前の日本では少し考えにくい話でした。

親抜きで遊ぶポリネシアの子ども

子どもが赤ちゃんのうちは大人が抱っこして、世話をよくやき、あやして添い寝するが、あるくようになった途端、母親は他の子どもたちにその子の世話をまかせてしまう
大人が距離を置いて、見守り、運営するのは子どもたちの集団

就学前の子供は赤ちゃんのなだめ方を学び、幼児は年上の子と遊ぶにはそうするしかないと学習することにより自立心に目覚めていく

子どもたちはみんなでいわゆるごっこ遊びに興じる

ボートをこいでドックに着け、いかりを下ろして、お金の代わりに乾燥ココナッツを積み下ろす。仕留めた山羊をさばいて、泥の料理を食べる。

この中でケンカもおき、いわゆる地位をめぐる争いもある

だけど、誰かを傷つけたり危険な目にあわせたときや、間違いを犯したり偉そうにふるまったとき、お互いが気まずくなることをしっている。
だからこそ、争いをゲームやジョークに変えてグループの緊張状態をぬぐいさってしまう

子どもたちのコミュニティにすべて丸投げ、なかなか大胆な子育てです。

だけど、この中でしか培われない力もあるのでしょうね。

イクメンぶりは世界一

これはアフリカのアカ族のことです。

なんと育児時間の47%を男性が担っているのだそうです。
(スウェーデン45%)

この部族は狩りや採集によって成り立っている
男性も女性も等しく働く
父親は母親が狩りにでている間子守りを、母親が野営の設営中には子どもをスリングにいれて狩りにでかける。
もちろん料理だってする。

つまり母親が普段していることを父親がすべて肩代わりできる
そしてヤシ酒で憂さ晴らしする男同士の席にも子どもを連れていく

多くの社会では、父親は常にそばにいられるわけではないし、子どものために多くの時間を犠牲にしなくてはいけないが、子どもと充実した時間を過ごせば挽回できるという大義名分がある

ところが、アカ族は
父親には子どもともっと長く過ごし、もっと頻繁に抱きしめることが大切であると示してくれた。
アカ族は、頼まれ、求められ、条件がそろっていてサポートがありさえすれば、父親だって互角に育児に参加できるじ、実際そうするものだといういいお手本である

アカ族の常識、考えさせられます。

互角に育児に参加できる。これを目指したいです。

この水準まで男性の育児参加率が高まるには、いったいどれだけのハードルを越えていく必要があるのでしょうか。

ふたりの間に授かった命

ふたりで育てるのは当たり前

我が家では50%の育児参加率をめざしたいものです。

そのためには働き方を見直すことや仕事について見つめなおすことも必要ですね。

その他

幼児食はいらない―2歳児にも親と同じ食べ物を(フランス)

ベビーカーなしで身軽に移動(ケニア)

子どもに仕事を与えるマヤ族

などなど

おもしろい世界の常識がたくさんのっています。

興味のある方は一度読んでみてください。

終わりに

今日は世界の子育ての常識をいくつか紹介しました。

実は日本で当たり前だと思っている育児の常識は日本だけのものもあったりするのかもですね。

そう考えると○○しなきゃって結構狭い固定観念かもしれません。

もちろん、科学的に実証された教育ノウハウもたくさんあり、それらを守って育児したい

というのはわかります(←すごくわかります)

だけど、それらに縛られるあまり、育児中のパパ、ママがつらくなること自体が子どもにとってマイナスな気がします。

たまには肩の荷を下ろしてフラットな感情で子育てをしてもいいと思います。

一緒に頑張りましょう。

ここまで読んでくださってありがとうございます。

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