おはようございます。おこめさんです。
今日はタイトルそのままです。
ぼくが先生をやめた理由の一つに、進路について子どもたちにもっと考える機会を与えたいっていうことがありました。
ここの部分を深堀りしていきます。
(最後には進路系のイベントのお知らせもあります)
過去記事はこちらhttps://note.com/embed/notes/n54d3aba22b09
おこめさん→公立中学に10年間務めたのち、学校や既存の塾では届ききらない敎育を届けるために退職。オンライン塾 おはこやを運営。
目次
進路って?
そもそも進路について考えるって何でしょう。
進路=キャリア
つまり、進路指導はキャリア教育といわれるものでもあります。
それは決して子どもたちがいきたい学校を決めること
これがゴールではありません。
自分がどうありたいのか、自分がどう生きたいのか
そんな根源の感情をもとに、自分がこれから歩んでいく道を
自ら選び決定していくことを進路選択といいます。
学校現場ではたらいているときも、これが大事ということはわかりつつも
なかなかその子の本質的な要求を引き出し切ることができずに
目先?の学校選択だけに時間がとられていたように思います。
(40人学級において、一人あたりにあてられる時間の限界も感じました)
また、学校教育のほとんどはサラリーマンに向かう道を整えるという形が出来上がっています。
もちろん、現在はたらく大人のほとんどはサラリーマンです(どこかに所属してそこからお給料をもらっている)
しかし、これからの時代はどうでしょう。
今の子どもたちがはたらく10年後、20年後、サラリーマンになれば一生安泰という形はどれくらい維持されているでしょうか?
おそらく今よりもフリーランスとしての働き方が増えているはずです。
(終身雇用制度の崩壊、スキルをもち、それを使って複数の会社で活躍する人材の増加 参考:NEW TYPEの時代 苦しかったときの話をしようか)
そんな中、サラリーマンとしての社会の見方だけしか見せずに、ここの中から自由に選んでいいよ
といってもそれは自由に選べていることにはならないはずです。
ここが学校教育の限界なのかな と感じます。
そもそもこれはシステムの問題
これも何度も書いてきましたが、
そもそも学校の先生の視野が狭い!
もっと先生は自分の世界観を広げるべきだ!
って言いたいわけではありません。
上記の問題は、先生の問題ではなく、システムの問題だと感じるからです。
例えば、ほとんどの学校の先生は 大学を卒業後にそのまま教員に採用されほとんど一生を教員という職種だけしか経験しません。
(そして、その先生たちもかつての教育でサラリーマンの道だけを感覚的に教わってきた)
またほとんどの副業が禁止されているので、ビジネス感覚はどこまで行っても子どもたちとあまり変わりません。
ビジネス感覚って別にお金に汚くなれってことではなくて、いかに自分自身の市場価値を高め、それを世の中にどう提供していくかってことなので、
ほっといてもお金が入ってくるってことが当たり前じゃなくなるこれからの時代において、特に必要な視点かと思うのです。
必要な視点ではありますが、ほとんどの先生に機会さえ与えられておらず、学校内だけで一生を過ごす先生たちにとって、大幅なアップデートは厳しいのが現状です。
不平不満を言うのなら
自分でやればいいじゃない
っていうことです。
かつてもっていた生徒が今年度 中3、高3です。
その子たちに伝わっていないのであれば、
自分がやるしかない
そういう結論に至ったわけです。
ぼくが直接関わった大事な生徒だからこそ、その子たちのために
ぼくだけができること
それが、学校の先生をやめて
自分の足でたち、
自分の目で世界を見たとき
その景色がどうだったのか
を伝えることだったのです。
一つの企業に属し、そこで決められた枠の中で決められたことをする。
そして誰かに評価されて給料をもらう
こういうサラリーマン的働き方以外に、
もっともっと世界は広くて、世界は自由で、
生き方だってもっともっともーーっと自由で
そのために一番大切なことは
今この瞬間の自分の心の声に耳を傾けること
自分がどういきたいのか、どうありたいのか
それも見えていなくて、学校だけを選んでも違うんです。
どう生きたくて、そのためにどんな働き方をしていて
そのためにどういうスキルが必要で
だからどんな学校に行くべきなのか
限られた人生のリソースを(時間や人脈、学習内容、手に入るスキルなど)どこにどう投入するのか
真剣に考えるべき時なのです。
今、コーチングを必死で手に入れようとしているのも、そういう子たちの自分の思いを引き出すのに専門的なスキルが必要だと感じたからです。
(感覚に頼らず確かな経験とスキルを持ちたい)
子どもたちにとって、中3、高3は今しかありません。
刻一刻と進学先を決めることを迫られる中、
一刻も早くその子たちに向けて伝えていきたい
考える時間をとっていきたい
そういう思いがありました。
もちろん、自分から先生という肩書を外し、学校という場所から離れたぼくが、学校に行って伝えるすべはまだありません。(少なくとも今はまだ)
かつてのように生徒全員に伝えることはできなくなりました。
だけど、それでも伝えたいことがある。
伝えないといけないことがある。
そう感じるのです。
できないことを嘆くのではなく、今ぼくにもできることを探した結果、2つのイベントをする(または参加する)ことになりました。
こんなイベントやります(参加します)
1つ目はオンライン職業講話!
廣瀬拓哉くんがこれまで1年以上ずっと取り組んできたイベントに
ついに参加させてもらいます。
毎回、様々な職業の方が登壇し、インタビュアー廣瀬くんとの対話を通して
子どもたちに生き方や考え方、職業の選択肢を増やすために続けられています。
離任式でも語ることができなかった思い
ここで、しっかり伝えてきます。(もちろん全員に伝わるわけではありませんが、来てくれた子たちにはしっかり伝えたい)
さらに、昨日紹介したISHIZUE代表の藤原遥人さんにぼくがインタビューする企画も行います。
同年代の若者の一つの生き方として、藤原さんの生き方は大きな刺激になるのではないかと感じます。
はたらくって別に高校生でもできるんだ
自分で企業を運営するってどうするの?
なんで、それをやることになったの?
よくある高校生ライフとはまた違った視点で世界を見ている藤原さんの視野は、多くの人にとって学びにつながるものかと感じます。
オンライン職業講話はZOOM×インスタライブ配信
藤原さんへのインタビューは インスタライブ配信です
参加希望の方は連絡お待ちしています。
インスタアカウントはこちら
今日もここまで読んでくださってありがとうございました。
ブログ こめたか
おはようからはじまる寺子屋 おはこや
オンライン塾合同説明会まで あと1日!!https://note.com/embed/notes/n7c863e8a4795
#自分の思いにまっすぐに #生き方を考える #進路指導 #キャリア教育 #今わたしにできること #毎日更新 #日本を豊かに