働き方には4つの種類がある【子どもたちの人生の選択肢を広げる】

おはようございます。”おこめさん”です。

人生において大事な大事なお金のこと。

みんな家族のためにお金を稼ぐために一生懸命働きます。

だけど、そんな大事なお金のことは誰も一度も教えてもらえません。

そこで今日は「金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント」から学ぶ学校では教えてくれない”4つの働き方”について紹介していきます。

参考

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おこめさん→現在育休中の2児のパパ。教員10年目。2021年4月に独立し、オンライン塾を開校予定。

※ここでいう学校では教えてくれないというのは、公教育の土台の中にこのカリキュラムが組まれていない(そんな隙間がない)ということで、熱心な先生の中には個人的に伝えている方もいらっしゃいます。ただ、仕組みとしてはそうなっていないよね という問題提起も含めてです。

働き方は次の4つのパターンしかない

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E・・従業員
S・・自営業者
B・・ビジネスオーナー
I・・投資家

これらのどこに所属しているのかは、どのように働き、お金がどこから入ってくるかによって決まります。

E(従業員) 自分以外の個人や会社、国のために働き給料をもらう 
S(自営業者) 自分のために働き、給料をもらう          
B(ビジネスオーナー) 自分が所有するビジネスから収入を得る       
I(投資家) 投資からお金を得る                

これらはどんな職業か、ということとは関係がありません。

例えば医者を例にすると

E(従業員)
→大きな病院に勤めたり、公立の施設で働く

S(自営業)
→事務を任せられる人を雇って開業し、自分は患者の治療にあたる

B(ビジネスオーナー)
→医院を所有し、医者やスタッフを雇って働かせる。医療ビジネスを所有するだけで自らそこで働く必要がなくなる。

I(投資家)
→他の人が所有するビジネスに投資をしたりすることで収入を得る。
※BとIである場合、その収入とは別に患者の治療にあたるという選択肢もうまれる。

つまり職業としての医者にも4つの働き方があるということです。

こう見てみると、大抵はEかSの働き方ですよね。学校教育はむしろEの働き方に最適化するように設計されています。

それは、最も多くの人がEかとして一生を過ごすことになるからです。

問題はEの働き方しか教えない、こと
それによって自然とその他の選択肢のことを 知らないから怖い、危ない、ずるい のような価値観になってしまうことです。

仕事にもつかないでお金を稼いでいるなんて、何か怪しいことをしているに違いない

大抵の人がこういう考え方になってしまうのは、教育の段階でその選択肢の違いについて全くふれていないからだと思います。(一部詐欺や本当に悪いビジネスをしている人がいることも)

大事なのは、どの働き方がいいとか悪いとかではなく、どんな特徴があるのか、知識面での最低限の教育が必要だということです。
(その上で個人個人がどの働き方をするのかを考えたらいい)

金持ち父さんと貧乏父さんの価値観の違い

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それぞれの父さんには異なる価値観がありました。

貧乏父さんは
「私はそこまでお金に興味がない」
「私は一生金持ちにはなれないだろう」
「私にはそれを買うだけのお金はない」
「投資は危険だ」
「お金がすべてではない」

金持ち父さんは
「お金について正しく学べば、もっと大切なことに時間が使える」
大切なこととは
①幼い子どもたちと共に多くの時間を過ごすこと
②慈善事業など自分が支援したいプロジェクトを動かせること(寄付を含む)
③他人のために仕事を作り出し、社会の経済的安定に貢献すること
④健康を維持するためのお金と時間をもっていること
⑤家族とともに世界を旅できること

または、上記のことをしながら、自分が働きたいことに精を出す

などです。

大事な点は、時間を生み出すことで、一生懸命働くこともできるし、それ以外に時間を使えるようにもなるという点です。

多くの人は、金持ち父さんの 大切なことに時間が使える

ということには共感しつつ、貧乏父さんのお金に対する価値観を拭えないでいます。

それはお金=汚い お金を稼ぐ=大切じゃない

そんな考え方が広がっているからだと思います。

それもこれも、最低限のお金の知識を誰もどこでも教わっていないことが原因だと思います。

金持ち父さんが聞かせてくれたある物語

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最後に金持ち父さんが著者に話してくれたある一つの物語を紹介します。

むかしむかしあるところに、ひなびた村があった。そこはたいそう暮らしやすかったが、一つ大きな問題があった。というのも、その村では雨が降らないと水が手に入らなかったのだ。この問題を解決するために、長老たちは村に毎日水を運んでくれる仕事を引き受けてくれる人間を募ることにした。そして、名乗り出た二人と契約を交わした。

契約を勝ち取った二人のうち、一人はエドという男だった。エドは契約が決まるやいなや外に飛びだし、ブリキのバケツを2つ買ってきて、1マイル離れた湖に向かって駆け出し、せっせと水を運び始めた。こうして朝から晩まで2つのバケツで水を運び続けたエドのもとには、すぐにお金が舞い込んできた。毎朝エドは村の誰よりも早く起きるつらい仕事だったが、お金が入ってくるのがうれしかったし、契約を勝ち取れたことを喜んだ。

もう一方のビルは契約を結んだあとしばらく村から姿を消した。エドはそのことを喜んだ。競争相手がいなくなり、水の代金を独り占めできたからだ。
ビルはその間、ビジネスプランを立て、会社を起こしていた。そして四人の投資家を見つけ、実際に現場で仕事をする社長を雇い、六ヶ月後、建築作業員を引き連れて村に戻ってきた。

一年後ビルの会社は村と湖を結ぶステンレスのパイプラインを完成させた。開通を祝う式典で、自分のところの水はエドが運ぶ水よりもきれいで、24時間休みなく供給できると伝えた。さらに、その水の価格はエドの料金よりも4分の1にすると発表した。村人は大喜びでビルが作った蛇口に飛びついた。

エドはこの競争に勝つために、料金を4分の1にさげ、新たにバケツを2つ買い、それら4つのバケツすべてに蓋を付けて運んだ。また息子二人を雇い、交代で夜や週末も水を運んだ。しばらくするとエドはさらに人を雇うようになっていたが、それと同時に組合の問題を抱えており、賃上げ交渉に苦しんていた。組合員はさらに一度に1つのバケツしか運ばなくていいように求めてきていた。

ビルはこの村に水が必要なら、他の村だって必要としているはず。そう考え世界中の村を訪れこの供給システムを売って歩いた。

ビルはそれからずっと幸せに暮らしたが、エドはずっと必死に働き続け、お金に苦労する生活を続けましたとさ。おしまい。

この物語はあくまでもフィクションです。

だけど、どう生きるのか、その選択肢にはどういったものがあるのか、考えさせられる物語です。

おわりに

お金についての勉強をすればするほど、人生の選択肢について考えさせられます。

だけど多くの場合、その選択肢も知らないまま仕事を選ぶことになることにも気付かされます。

キャリア教育というものが学校にはあるけれど、それらは仕事、働くというもののほんの表面的な部分しか触れられておらず、子どもたちの将来に対する選択肢を広めることには残念ながらなっていません。

この部分について、学校で教えるという流れに”いつかは”なってくるとは思います。

だけど、今の子どもたちはどうなるの?

せめてそういう教育を選べる社会があればいい、

こんな思いがわいてきます。

早く形にします。おはこや。
(※お金の教育だけをする塾ではありません)

今日もここまで読んでくださってありがとうございました。

また、いつも スキ イイね コメント ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いします

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